こみたん

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萩原利久2nd写真集「W」感想

爽やかで自然体で、とにかく素敵な写真集でした。 萩原利久は神様が丁寧に引き算して作ったような無駄のない端正な小顔で、可愛らしさもあるけど、鼻とか顎の骨とかの細部は"男"なのが良い。綺麗な二重と、珍しいくらいに虹彩のない真っ暗な瞳に惹きつけられます。 以下、シーン別(衣装別)に感想を書いていきます。 写真集が手元にある方は、合わせてページをめくって共感して下さったら嬉しいです。 シーン1:デニムセットアップ 一発目、いきなりサングラスかけてて笑った、ポテチ咥えてて可愛い。

    • ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ ネタバレあり感想

      ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ ネタバレ感想 3作目となる今作「ナイスデイズ」は、文句なしの最高傑作だった。 バージョンアップしていると感じた点は大きく分けて3つ。 ①役者 まず池松壮亮の演技が凄まじい。静と動の使い分けが恐怖で、でも違和感なくグラデーションになっている。"いきなり怒鳴る人"にみえて、その人にはその人の中の明確な信念と理論がある。生き様、集大成をすべて見せつけてくるような脅迫感。 その池松壮亮のアクションが、序盤から出てきて心臓が震えた。ラスボス的な形

      • 7MEN侍 TDC 2024/8/4昼公演感想

        ※ライブ見終わった直後の乱文です まず、花道から黒いフード被って入ってくる演出が良すぎる〜〜初っ端から近くで姿を見せてくれるアイドル、愛しています。二階席だったけど、フードを取った克樹の赤メッシュが真上からよく見えてyeah〜〜って感じだった。 前半は、定番のオリ曲をリミックスした演出がオシャレすぎた。定番感を感じさせない工夫、ありがたい。それぞれでタイミングをずらしたハーモニーで、歌に自信があるからこその演出って感じがして最高。矢花の声はこういうときフックになっていいんだよ

        • HiHi Jetsアリーナツアー2024 BINGO @横浜 初見感想

          HiHi Jetsのコンサートに初めて行きました。厄介オタクなのでビジュアルの話ばかりしています。 ①井上瑞稀 井上瑞稀のビジュが本当に良かった。ぱっちりした二重、おっきなうるうるした瞳、しっかりめに赤リップが塗られた唇、サラッサラの黒髪(前髪あり襟足長め)。有り体に言えばアニメのキャラクターみたいなルックスをしていた。実在するにはあまりにも都合のいいルックスだったので、初めて生で見たのに逆に幻かもしれないと思った。十字架型の金のピアスがゆらゆらしているのも美だった。 ソ

          ハイキュー‼︎個人的に好きなセリフランキング

          1位「君こそはいつも万全で チャンスの最前列にいなさい」【武田一鉄】 365話、日向が熱で鴎台戦をリタイアする時のたけちゃんの長台詞が一番好き。 「今この瞬間もバレーボールだ」「190センチが小柄と言われるバレーボールの世界ではきっと君はこれからもずっと『小さい』 他人よりチャンスが少ないと真に心得なさい」試合の土壇場で気落ちする日向にかけるにしてはやや厳しい言葉で、だけど本当に必要な言葉だ。 烏野がうまく行ってない時ほど、武田先生の言葉は深く刺さる。青城に負けた後の「負け

          ハイキュー‼︎個人的に好きなセリフランキング

          劇場版ハイキュー‼︎ゴミ捨て場の決戦 感想

          映画初見後の興奮のまま乱文で書き散らしました。 まず、青空から始まるのが大変にハイキューらしくて良い。迷子の研磨と日向の出会いは一期のリバイバルだけど、映画らしい演出になっていてとてもよかった。 「スガちゃんが今日もホット」との黒尾の言葉にふさわしく、菅原ボイスはずっーとホットだった。「月島負けんな!」「上げてこ!こんなお祭り2セットで終わったらもったいねーべや!」「反則じゃないでしょうかーっ!」全てがageオーラに溢れていて最高だった。できれば「吹っ飛ばせ!ブロッッック

          劇場版ハイキュー‼︎ゴミ捨て場の決戦 感想

          今、加藤神楽に投票すべき9の理由

          ①素直で真っ直ぐ Shine A Lightの練習期間、ホンギとのボーカルレッスンでの一生懸命すぎる姿が話題になった。言われたことを逐一メモし、褒められてもキョトンとした顔をして、「ホンギさんの方がお上手なので」と返して笑いを届けてくれた。何もかも未経験だが常に志は高く、周りに笑われても「頑張りたいので」と姿勢を変えない。必死に喰らいつく姿に心を奪われた国プは多い筈。 初期、神楽が叩かれるきっかけとなった、レベル分け再評価の「大惨事にはならなかった」制服のマネキンの「全然成

          今、加藤神楽に投票すべき9の理由

          大森靖子セルフリクエストアワー

          1 tokyo black hole 2蒼夜ミルキーロード/MAPA 3天国ランキング 4Tiffany Tiffany/METAMUSE 5LADY BABY BLUE/The Idol Formerly Known As LADYBABY 6 a innocence/ZOC 7 前説ADvance 8 うんめー/ゆるめるモ! 9 死神 10 ドラマチック私生活 11 GIRL ZONE /雨ノ森川海 12さっちゃんのセクシーカレー 13 Don't trust teena

          大森靖子セルフリクエストアワー

          映画「遠いところ」感想(ネタバレあり

          YouTubeでこの作品の予告を偶然見たのが4月。映画公開は6月と聞いて楽しみにしていたが、東京での上映は10月とのことで、半年近く待つこととなった。東京でたったひとつの小さな上映館、下高井戸シネマまで足を伸ばして本当に良かったと思う。2023年で1番の、忘れられない衝撃作となった。 まず感心したのは、主役の花瀬琴音さんの自然な演技だ。冒頭の「何歳に見える〜?」「ん〜、それよりちょっと若いかもね」「17歳!」のセリフだけで、これはいい映画だ、と確信した。 貧困、DV、子育て

          映画「遠いところ」感想(ネタバレあり

          THE FIRST SLAM DUNK ゴリゴリ初見の感想

          THE FIRST SLAM DUNK、終映前に駆け込めてほんっとうによかったです、やはりロングランの映画は愛される魅力が詰まっているなと感じた… まず、音の使い方がうまい。ボールが転がっていく音、息切れ、心臓の音、体育館の床をシューズが擦る音、歓声、ホイッスル、すべてがリアルタイムで急きたててきて、手に汗を握ってしまう。リョータのドリブルと共に爆音のテーマソングが入るのがバチバチにかっこいい。それから爆音と無音の使い分けがずるい。過去回想とリアルタイムの試合が繋ぎ合わさっ

          THE FIRST SLAM DUNK ゴリゴリ初見の感想

          大森靖子作詞 MAPA「蒼夜ミルキーロード」についてのクソデカ感動

          「蒼夜ミルキーロード」とは、大森靖子プロデュースの4人組アイドルMAPAの1stアルバム収録の曲のことで、リリースされた2021年から今に至るまで、私が1番聴きながら泣いた曲である。 まず初めて聴いた時に泣いた。歌詞とメロディがあまりにも優しくて、包みこんでくれる柔らかさと星空のような煌めきを併せ持っていて、近年最大の救いの歌だと感じた。 上手くいかないことがあった帰り道に聴くと、「Ah 泣かないで 泣かないで 女の子」という入りからもう泣いてしまう。泣かないでって言われて

          大森靖子作詞 MAPA「蒼夜ミルキーロード」についてのクソデカ感動

          映画呪術廻戦の感想

          劇場版呪術廻戦0を観てきました…! 作画の迫力、セリフの上手さがスゲ〜沁みましたMAPPAと声優陣、演出家さんありがとう、そしてそしてアニオリが盛りだくさんでサイコーでした…… 感想を分けて書いていくので、ネタバレが嫌なひとは アニオリについて のとこは読まないようにしてください!最後にあるので。 ☆作画・演出について MAPPAの作画が最強なんつーのはもう50000年前から知ってんだよ知ってんだけどさ〜、、最強だったね、、 私は最初の乙骨が友達をロッカーに詰めると

          映画呪術廻戦の感想

          居酒屋店員に名札は必要か?

          私は大学1年の頃から延べ7店舗の飲食店でバイトをしてきた。 その中での名札についての内訳は以下の通りである。 本名フルネームの名札…2店舗 姓のみ…1店舗 下の名前のみ…1店舗 自分で希望したあだ名…1店舗 名札なし…2店舗 名札のレパートリーとしてはほぼ全種類(?)を体験した立場として、クソ客対応の実体験を踏まえながら、飲食店店員の名札についての見解を述べたいと思う。 本名フルネームの名札の怖さ インターネットが発達した現在、不特定多数に本名を晒すことの怖さについては

          居酒屋店員に名札は必要か?

          「モブおじさん」という存在へのヘイト

          !これはモブおじさんの嫌いな所を綴る文章なので、モブおじさんが好きな人は読まないでください! !太っている人、不細工な人への大変失礼な表現があります! R18作品に頻繁に登場する、「モブおじさん」という存在がある。大抵は、「受けがモブにレイプされる(通称モブレ)」という文脈での登場である。ごくたまに、「遠巻きに見守るだけのモブおじさん」「登場人物と対話して仲良くなるモブおじさん」もいるが、このnoteでは「モブレするモブおじさん」について語りたいと思う。 タイトルの通り、

          「モブおじさん」という存在へのヘイト

          3度目の緊急事態宣言とかいうありえん愚策

          緊急事態宣言がまた発令された。 私の感覚では国民の6-7割くらい?が、「無策の極みだ、酷い要請だ」と感じているように見える。しかし、残りの3割くらいの人は「遅すぎたくらいだ」「軍隊(自衛隊)に巡回させてもっと厳しくすべきだ」などと主張している。頭悪すぎて震える。 軍隊が国民の生活に介入し、強制力を働かせることがどんなに恐ろしいことであるかは、民主化運動が盛んだった19-20年の香港の映像を見ればよく分かると思う。街中で香港の歌を流しただけで、暴力を伴って逮捕・拘留される世

          3度目の緊急事態宣言とかいうありえん愚策

          上弦の弍・童磨は「悪い鬼」なのか

          鬼滅の刃において、最強の悪役とされる無惨に次いで激しく罵倒され、蔑まれている鬼がいる。胡蝶カナエ、しのぶを殺した、上弦の弍の童磨である。 鬼滅における鬼は例外なく昔は人間であった。「鬼は悲しい生き物だ」と炭治郎が鬼に優しい言葉をかけるシーンが何度もある。猗窩座や累、上弦の陸の兄妹のように、悲しい過去が明かされる鬼もいる。 童磨も幼少期からの過去編が明かされ、普通なら同情を誘ってもいいところだが、なんと過去回想が出てきた後も、カナヲに人格否定され、罵倒されている。 「童磨

          上弦の弍・童磨は「悪い鬼」なのか