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8歳の質問「お店と会社って何が違うの?」

先日、学童にお迎えに行った帰り
今カノである次男8歳が、
「パパ、お店と会社って何がちがうの?」
と聞いてきました。

どうやら、学校で近所のスーパーに行ってきた様子。
そこでの彼の気づきが先生に褒められたとのこと。
・たくさんお客さん通れるように通り道を広く作ってある
・チラシが見やすくなるような色を使ってある
・値段が安い商品を前に出してある

店舗設計から、広告。陳列の工夫に至るまで、たしかに視野が広いな!と感心しておりましたが

「パパが行くのは会社」なのに、お店とは何が違うのか知りたかったそうで、
BtoBとBtoCの違いを教えてきました。

例えば、そのスーパーのレジを作っているのが「会社」だね。と。「レジ屋さん」というお店は見たことないでしょ?みたいな感じで。

そしたら
「パパの会社はなにやっているの?」とついに核心をついてきたので
「たとえば、あのスーパーで働く人がいなかったら、せっかくのお店が動かなくなるのでしょ?だから、”お店”に働く人が集まるようにする”会社”だよ。」

商売の発想がBtoCしかない大人がけっこう多くて、それってめちゃくちゃ弊害だなぁと日頃思っているので、8歳のうちからBtoBビジネスの基礎概念を英才教育しておきましたw
伝わっているか、知らんけど。

ちなみにその後、学校の先生すら人手不足で、担任の先生がいないままの学校もあるんだよ。と教えてあげると…

「ええ!それはぜったいやだ。せっかくがんばっているのに、先生がコロコロかわったら、それを見てくれないかもしれないじゃないか!」

と、おっしゃってました。
教育委員会さま、文部科学省さま、小学三年生の素朴な意見です。
新卒一括採用、やりがい搾取の、殿様採用思考という日本のダメ採用の象徴みたいな業界だと、認識しております。

小学生にとって担任の先生とは、愛情を受け止め、返してくれるホント、親や兄姉と同等の存在のようです。
願わくば、教師を志した人が、辞めなくていい環境をいち早く整備されることを切に願います。

何かと手は打たれているようでございますが
一度辞めた教師を、中途で帰ってきてもらうには
「ここを改めました。」という変化のポイントを発信すると有効です。
僕が、離島の事業者のコンサルするときはよく使う手です。
「どうせ、島の会社なんて、遅れているブラック企業でしょ…」という思い込みがあるUターン人材には、
「こんなに変わったんだよー!安心して帰ってきていいよー!」という発信が効きます。

参考にしてね。
ではでは、私は自分の息子の育成に戻ります。

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