優秀な人材には高給を提示することを自慢している求人広告が痛い理由
「20代~60代まで活躍中!」
「給料15万円~ 経験によって応相談。」
みたいな求人広告ってよくみかけますよね?
求人広告は、いまだ見ぬ人と初めての接点を持つ媒体です。
求人情報を見ている人は、あなたのこと(あなたの企業のこと)は全く知らないという前提があります。
私のレンアイ型Ⓡ採用コンサルティングは、採用をレンアイに例えてお伝えする、採用の独自メソッドです。
「恋愛」ではなく「レンアイ」です。
「恋愛」は本当の恋愛。「レンアイ」はあくまで例え。という意味合いで使い分けております。
で、くだんの求人広告って読み手からすると
「誰でもいいから応募して!」
「でもお給料15万円~、経験者やスキルに応じて相談可!(いやいや本当は優秀ならもっとお給料上げるからとりあえず応募して!)」
という、気持ちが見え隠れしますよね。
いきますよ。レンアイに例えますよ。
「誰でもいいから付き合って!」←まずチャラい。こんなこと言う人に限って理想が高かったり、独自の偏見があったりしよう。
「誰でもいいとは言ったけど、デートにすっぴんで来るとかマジねーわ。」
とかいきなりいう人っぽい。
もしくは、人によってはそう感じてしまうのです。気づいてる?
「ブサイクでもいないよりマシだから15万!でも美人ならもっと大事にするのは当たり前じゃん!だってほら、俺だぜ?いい女には目がない俺だぜ?お給料ケチらないのは今のスタッフ見てくれたらわかるじゃーーん」
・・・はい。めちゃくちゃ感じ悪いですね(笑)
これ、実際本当に地域の平均給与以上の待遇で雇用している経営者もよくやっている失敗です。
「スタッフを大事にいています。」と言いながら、
「(美人に限る)」という本音がめちゃくちゃ溢れている採用情報。あります。
「別にうちの会社は優秀な人材以外にはどんな風に思われてもいいんで、かまいません。」
という経営者・人事担当者もいらっしゃるでしょう。
でも私は良く「採用ブランドは会社のブランドに直結する。」と申し上げます。
潜在的求職者とあなたの会社の消費者が完全に分かれているなら、いいかもしれませんが、この情報が簡単に手に入る時代で、そんなこと可能でしょうか?
優秀な人材だけに応募してほしい気持ちは、めちゃくちゃわかりますが・・・にしたって言い方があるでしょうに。
「求職者にはお金の話をすればいい」と思っているからこんな誤解が生まれるのです。
それは、合コンの際に自分の年収アピールすればいいと思っている男と同じ発想です。その世界でいいのなら、ずっとその世界にいましょう。
そうじゃなくて、
「本音で付き合えて、ずっと一緒に切磋琢磨できる関係がいいな。」
という方は、レンアイ型Ⓡ採用。向いてます。