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Uターン人材の気持ち


沖縄の採用力向上を担う上で、今年度、意識していこうと思っているのが、UIターンの採用です。

沖縄を島を18歳で出ていって、外を見てきたうちなーんちゅほど、貴重な人材はいないですからね。

図らずも、今回は僕が20歳そこそこで飛び出した熊本でお仕事の機会を得ました。
ということで、存分にUターンの人の気持ちをなぞってみようと過ごしています。

①基本、良い感情は抱いてない。
そりゃ、なんらかの理由で飛び出した本人です。家族や友達は大切だとして、働く場所、学ぶ場所として、外を選んだわけですから、基本、今の場所よりちょっと嫌な気持ちを持っている前提を忘れてはいけない。
あと青春の思い出なんかたいてい黒歴史ですから、故郷が悪いのではなく、自分の過去が辛いのです。ここ前提で大事なとこ。

②だからと言って嫌いなわけじゃない。むしろ力になりたい。
でも、よその地域に比べて思い入れはあるわけですから、何か貢献できることがあったら、採算度外視でやるわなぁとは思っている。故郷を離れてしまった負い目みたいな気持ちが起因しているのかもしれない。
つまり求めてくれるなら、やっぱり特別な場所。いつか恩返しはしたい場所。それが故郷。

③というわけでUターン人材が欲しい地元事業者がやるべきこと。

はっきり明確に、名指しで
「こういうことで困っているから、助けてほしい!」
って、情報発信をしてほしい。
やっぱり順番として、Uターン人材から事業者にアプローチがあるを待つのって、ロスが多いと思う。

「やっぱり地元って、昔と同じだ…変わってない…。」

と思われるのが最大のもったいないポイント。

「え?沖縄って、いまそんな感じなの?」
「宮古って意外にそんな会社あるんだ!」
「熊本って、こうやって見るとめちゃ働きやすいじゃん。」

と思わせる事業者側からの情報発信がポイントになるな―
と思った次第です。

あれ?故郷が自分のことを求めてる!?
そう思わせる情報発信が肝になる。
これ、本当に大事。
だからこそ、地元事業者はずっと自分の土地だけを見るんじゃなくて、無理やりにでも外から見られる自分の土地をみた方がいいなと強く思います。

そんなことを復興中の熊本城をみながら思いました。
UIターン人材採用の知見として貯めておかなきゃ。

現場からは以上でーす。

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