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離島の専門家派遣を考える

「専門家派遣」という公的事業で、沖縄県内の離島を廻ることも増えての雑感。

別に僕が先駆けでもなんでもなくて
これまでにたくさんの「専門家派遣」に予算が投入されてきたんだろうなー。と想像します。

中には補助金ゾンビみたいな人もいただろうし
3周遅れの理論を田舎もん相手に振りかざすことで飯を食う厚顔なだけの専門家もいたのだろう。

とにかく自分はそうではないか?
と戒めながら、取り組んでいる。

島では市場が小さいので
何かに特化した専門家が食って生きづらい。
よって、自分の専門外のことまで、あれこれとやらないとやっていけない。
地元に根付いた、土着型の専門家はそれでいいと思う。
#クリエイター #士業 #副業兼業人材

翻って、公的予算で渡航費を払ってもらっている専門家は逆だ。
ここで自分の専門外のことまであれこれと口を出すのは
カオスと不信を島に残す種になるように思う。
常に身体が島にない分、誤解やコミュニケーショントラブルが起こりやすい。

せっかく行っているから
可能な範囲であれこれとアドバイスしてあげたい。
というのが専門家の心情なのだけど

リモートでの繋がり方が、できる2020年以降。
通える専門家がやることと、
”余計なお世話”になることをしっかり見極めなければ。と思う。

公的機関で、専門家を見極める、派遣する方の皆様におかれましては
資格や元どこどこ というわかりやすい肩書だけで判断せず、そういう地元感を持ち合わせている能力も、測る尺度を持った方がいいと思う。

#それで小宮がダメならいつでも切ってくださいw

願わくば、専門家の変な癖は残さずに効果的で凝縮されたエッセンスを残してくこと。
めっちゃ高度で最新のノウハウをこそ、落としていこうという気概を持って当たりたい。

それが離島の専門家派遣。

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