![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151095576/rectangle_large_type_2_8e3eb722bf5dbe641e262299a78dcaa1.jpg?width=1200)
「子どもたちに頑張っている背中を見せてあきらめない心を伝えたい」という大人への疑問
「子どもたちに頑張っている姿を通じて、最後まで諦めない心、やりきる大切さを伝えたい」
と言ってわざわざ自分で選んだこと、自分の趣味の延長線上のこと、自分が得意なことやっているオトナが少々疑問です。
だって、子どもはたいてい
「自分ではやりたくないこと」を我慢してやっている時期。
「自ら選んでやる」という選択肢がない時期。
つまり、嫌なことだから
諦めたり、途中で止めたくなっちゃうわけで
それを、オトナは好きなことを自分で選んでやっておいて
「ほら、オトナは最後までやり切るんだよ」
なんて…ちょっとズル過ぎない?
好きなことは堂々と楽しんでやればいいのに。
わざわざ「子どもたちに伝えたい」みたいな言い訳をつけないと、オトナが趣味や好きなことや、他人からは無駄だと思われることに熱中してはいけない…
というのなら、むしろそのこと自体が
「子供が未来を諦めたくなる」な気がするんだけど。
子供たちに何か伝えるとしたら
日々の仕事、本業、生活の中での生き方じゃないのかな。
たまに趣味の延長で頑張っている姿みせても
ふだん、子育ては嫁さん任せ、オレは仕事で疲れているんだ、家事育児はお前やっとけ。だったら…ねぇ…。
ほいで、こういう人って
「仕事は嫌なことを我慢するもの」が前提の人なんだろうなと思ってます。
オトナになったら、それ。自分で選択できるんやで。
嫌な仕事をしている人は、嫌な仕事を自分で選んだんやで。
嫌なら自分で仕事は変えられるんやで。
世の中には、キラキラしたSNSの社会じゃなくても
本当に自分がやりたい仕事をやっている人はいる。
特別な才能や財力がなくても。
諦めない心を持っているなら、
そこ、最後まで追求したらいいのに。
いきいき働く大人が多ければ
子供たちには、たくさんの希望を見せられると思うんだけど。