僕が正規雇用より業務委託を選ぶ理由
僕の会社には業務委託契約のパートナーさんが5.6名います。
役割も報酬も住んでる場所もバラバラです。
人件費がもったいない。
社会保険料がバカ高い。
会社の都合で解雇できない今の法律、めっちゃ労働者より。
というこれらの言説は巷に溢れているし
僕も同意する部分は多いのですが、僕が正規雇用より業務委託でその都度パートナーシップを組むのには他の理由・メリットもあります。
それは”働く人のマインド”の問題です。
法律がどうこう。という前に、日本で教育を受け、働いていると
”毎月決まった給料をもらえるのは当たり前”
という前提の人が大半です。
「今月はモチベーション低くて、集中できなかった…」
なーんて、言われても毎月20万定額でサブスクで払う謎システム。
ちなみに20万円の給料払おうと思ったら会社って、少なく見積もっても30万円以上は何かしらを払ってます。
毎月30万円の定額契約(生涯保障)のコンサル契約ってめちゃくちゃ高度な人じゃないと無理よ。
それを毎月成果ださなくてもよし。
なんならクライアント(社長・会社)の不満も言い放題。
なんて、雇用契約以外だとしたら絶対に成立しない謎契約です。
で、さすがに「もうちょいがんばってよ…」
とか言ったら、パワハラだーと言われたり、不当解雇だーとか訴えられたりする可能性もあって、ホンマ、いいことありません。
それに比べて、業務委託契約はフラットです。
仕事があって当たり前じゃないし、毎月定額のお金がもらえると決まっているわけじゃない。
不満があるなら、よそに行けばいい。
成果が出せれば報酬になるし、何もしなかったら何もない。
働き方としてシンプルな構造がベースです。
レンアイに喩えると
結婚(正規雇用)すると、ご飯作ってくれても当たり前。毎日の感謝なんて薄れてますが
恋愛(業務委託)だと、毎日が感謝だし、当たり前にやってくれることなんてないし、ありがとー。とお互い思えるのです。
もちろん母数としては、こういう自立した働き方を求める人の方が少ないので、
大量の社員を抱えないと、できない事業には向いてませんが
僕のような小さな組織で回るチームは
この狭義の意味のレンアイ型が向いています。
ちなみに今年この狭義のレンアイ型を取り入れて
爆発的に人材の質が上がった会社さんも現れました。
無理に結婚しなくてもいい。
男女自立した人が増えている中で
「一生あなたを雇います。」という誓いが嘘くさく
「ともに、協力して支え合いましょう」と誓えるかどうか?で選ばれる会社もある。
採用の本質はそういうところにきているのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?