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衣食住じゃなくて「恋職住」
久米島・宮古と回ってきたので
離島のUIターンについての今のところの考察にお付き合いください。
離島の人手不足。
職の部分は、採用コンサルとして当たり前にやることやれれば、まだまだ何とかなる。と思っています。
特にUIターンを視野に入れれば。
ただここで問題になるのが、住。
仕事はあるけど、家がない。という状況があるんです。
さすがにここは専門外だなー。行政の力が必要かなー。
と思っていたのですが
地元のネットワークがあれば”すぐに”は無理でも
半年くらいかければ何とかなるそうです。
というわけで、
東京や大阪で、移住促進フェアみたいなことは盛んに行われているのが地方創生な近頃のようです。
ただここで大きく抜けている視点が”恋”だと思っていて。
働く人のヒヤリングリサーチを1000人以上はしてきた
私としては確実に実感していることがあって
人が転職や移住を決めるきっかけの大半は
”恋”です。
奥さんが沖縄の人だったから移住してきた。とか
子ども生まれたから正社員で働ける会社に転職した。とか。
人のライフステージの変化に
恋はつきものです。
ってことは、離島移住促進フェア~とか行政のお金使って
堅苦しく、タテマエだけのことをやるよりは
”恋”の要素を盛り込むことが実はけっこう本気で重要だなと思っています。
ああ、ここで行政がやる”お見合いパーティー”とか最悪です。
おもんなさそう。
たぶんね、シンプルに”地元に帰省する理由になるような祭り”とかが打ち手の1つになるんじゃないかと。
観光客向けの、白々しいイベントではなく、地域の人が本気で楽しみにできる”祭り”。
祭りを観光客向け、子供たち向け。だけにしているのではなくて
帰ろうかどうか迷っているUターン予備軍に向けてやる。
昔、島を出た〇〇くん、▼▼さんが帰ってくる。
恋の確率は、他の属性の人より格段に高いはず。
その昔、盆踊りや、豊年祭は農家のみなさんが
唯一、羽をのばすフリーセックスの夜だったそうですよ。
もともと、祭りってそういう大人の非日常のイベントだったわけで。
ま、さすがにそれを再現とまで言いませんが
恋の要素。ここ無しでは離島の人口流出を鈍化させるのは難しいじゃないかなと思った4日間でした。
ちなみに僕はレンアイ型Ⓡ採用コンサルタント。
住は専門外ですが、たまたま恋と職についてはいろいろアドバイスできそうです(笑)