採用力は文章力?じゃあ文章力に必要なのは?
沖縄県の事業で昨年から私がメイン専門家を務めている事業の名前が
正規雇用採用力向上モデル事業といいます。
そんなわけで
採用力ってなんだろー。
って、よく考える日々なんです。
直接契約で、僕が採用コンサルをするのではなく
あくまで県の事業は、事業者さんに採用力をつけてもらう。という座組なんで。
でね、今年度前半の15社程度をぐるり回ってみて
感じることは
「ライディング力のなさ」です。
いくら採用的な強みを見つけてあげて、なるほどそうか!とわかってもらっても
シンプルに文章が書けない人が多いなーという印象です。
「そりゃ、みんな小宮さんみたいに書けないわ!」
と怒られそうなので、すこし補足を。
ライディング力、文章力って、
センスや語彙力だと思っていません?
あのね、求人広告で
誰も知らない言葉を使う必要はないのだから
語彙力はいらないんです。
必要なのは、ヒヤリング・リサーチです。
材料がないのに、料理はつくれません。
驚くのですが
「小宮さん、求人広告書けません!」
と相談してくる担当者さん、
今、求人している自社内の部署の仕事内容を
把握してないことが多々あります。
センスがないんじゃなくて
シンプルに知らないから書けていないんです。
書くには、リサーチが必要。
そしてリサーチには、興味関心が必要でつまりはレンアイする気持ちが必要。
あ、僕は毎日こうやって文章化している
テキストマッチョなんで、あんまり参考になりません。
SNSがない時代から日記とか書いてましたから。
20年以上筋トレが習慣化している人みたいなもんです。
気持ち悪いですねw
でもね、僕はクライアントへのメールも
Facebook投稿も
コンサルレポートのコンセプトも
思いついたらとにかくメモしています。
単語2語とかだけでもメモしてます。
つまり、材料だけはいつも集めています。
閃きとか、思い付きじゃなくて
一瞬の思考をメモで残す地味な作業の積み重ねが基本となっているだけです。
天才風に見せるのは
材料を調理して、最後のソースかける程度のこと。
近頃はそのソースがただただ派手な奴ばかりが増えて
胸やけしますけどね…。