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「年1回、休日出勤があります。求人広告に正直に書いたほうがいいですよね?」について

「弊社は、基本土日休みなんですが、年1回くらい、ごくまれに休日出勤をお願いしないといけないんです。求人に”休日出勤あります”と書かないといけないですよね?」

これね。社労士さんとか、ハローワークで質問したら、そりゃ絶対書け。と言われることでしょう。

でもね。採用コンサルタント的には思うのです。
「あんたら、どんだけコミュニケーション不足やねん!」と。
あれか?入社したら、一言もしゃべらんのか?

えっとですね。
こういう企業さんはたいてい、過去に同様のクレームや怪しい助成金コンサルタントに脅されて、めちゃ怯えているのです。

雇用契約をちょっとでも違えると、とんでもない事態になるーーーー!と。

もちろん雇用契約は違えてはいけませんが
それ、いつの時点で言えばいいの?というのもレンアイに喩えて考えてください。

実際出会う前の、お見合いプロフィールに
「料理ができます」と書いたら、それは料理が得意な人でしょ。

でも、交際期間の際に
「たまに自炊してます。」と言うと
だいぶニュアンスが違う。

実際は、年1回妻の誕生日の日には外食よりは気持ちのこもった手料理を振舞いたい。という考えです。
ということだった場合…。

「料理できます」はプロフィールにわざわざ書くことかね?
って、なりませんか。

求人広告と、ハローワークの募集要項は違います。
まして、求職者に選んでもらうための採用情報全般は全く違う。

見ず知らずの人に興味を持ってもらう求人広告。
そのあと、応募まで後押しする不安を払しょくするHP。
面接や見学の時点で伝える社風やルール。
いざ採用するときの雇用条件の刷り合わせ。

これらがごっちゃになっているから、
求人で年1回のアブノーマルなことも書かないといけないと思い込み、注意事項の羅列みたいなものができあがり、

「間違いはないが、誰も応募してこない求人」ができあがります。

求人みた人全員を即全員、雇うわけじゃありません。
面接だって試用期間だってあるし
何度も話したりする時間もあります。

レンアイに喩えると
マッチングアプリみた人、全員と即結婚するつもりで書いてる人って自意識過剰だな~と思いませんか。

落ち着きましょう。

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