10年前、沖縄では一部の人しか「人材不足」について認識がありませんでした。

東京オリンピックが終われば、人余りになる。と豪語している経営者もいたくらいです(笑)
今は経営課題の1丁目1番地として、みなさんが捉えてくれています。

で、僕が次の10年を見据え、現時点ではみんなが油断してて、今から沖縄のためにやっておかなきゃな。と思っているのがＵＩターン促進事業です。
宮古、石垣、久米島などの大型離島に行くだけでも、ここでの採用って切実で構造的な課題であることは感じるんです。
そしてそれは沖縄本島の近未来の姿であるとも思っています。

ＵＩターンは、ただ仕事がある。だけでは難しい。採用だけでは難しいんですね。
衣食住ならぬ恋職住が揃う必要があります。

まずきっかけは恋です。
結婚をする彼や彼女が、宮古の人だったから。
（仕方なく）（喜んで）宮古に移住して働いています。
という方はいます。

ただそこに「仕事があるから。」だけだったら移住しないんです。
「若い時は島外で経験を積んで（遊んで）も子育ては島で。」
と、理屈なく心に決めている石垣の人もいます。

これもやはり、結婚や出産という「恋」が重要なファクターになっている。家があるから帰ろう。ではないんです。

人が住む場所働く場所を変えるって人生の一大事です。
そこにスキルアップやら、キャリアデザインやらの概念だけで考えても本質に至らない。

人生の選択には広義の意味でレンアイの要素が深く関わってくる。そんな人が多い。だからそこ捉えておく必要がある。

要は恋でもしなきゃ、島に戻る人はいない。
という前提で採用を考える必要が近未来にきているだろうと私は思っているし、そう考えれば、腕の見せ所だなぁ。とね。

というわけで、今すぐできることからコツコツと。
これまで、私が携わってきた事業者のみなさんのリクルートサイトを、ファンシップのサイトの1ページにまとめて
「沖縄UIターンおススメ企業一覧」みたいにしておこうと思います。
まぁ、誰も見やしないかもしれませんが、まずはそこからね。
ちょっとまとめてみますので、少々お待ちください。

で、そのページ。
こんな出だしで、スタートします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そろそろ沖縄に帰ろうかな。」
そう思って転職サイトを開いてみると、
狭い島から抜け出したくて、飛び出したあの日のまま変わっていない様子に驚く。

思わず言葉足らずな親戚のおじさん。それを我慢して許し続けるおばさんたちの顔がよみがえる。

このまま「こっち」で暮らそうかな。

そう思ってしまったあなたへ。
ちょっと待って。沖縄にも「今」こんな職場がありますよ。
あなたが島を出た日とは違う。あなたがあなたらしく働ける場所、ご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
素敵な詩が書けたのでこの部分だけ、先に公開。
こんなトーンで10年後の沖縄を見据えて、レンアイ型®︎のUIターン促進事業、コツコツと始めていきます。

連携、協力お待ちしてまーす。