オープン前の古民家民泊を見せていただきました。
昨日はお昼から大洲へ。民泊として改装中の古民家が不具合が多く、アステティックスジャパンの河野社長より連絡をもらい一緒に見に伺いました。耐震とか雨漏りとか深刻な問題が出ているのかと心配してたのですが、もっと初歩的な納まりの問題で少し安心。
ただシャワーの位置が端により過ぎていたり、水換気計画をしていないようで湿気が酷くて室内にカビが発生していたりしました。納まりがイマイチな部分も多かったり、照明器具も明る過ぎたり、逆に暗かったり…
家具なども入っていましたがいいものでしたし、建物の仕上げも無垢がふんだんに使われていい材が使われているだけに納まりをもう少し考えていたらと思うと残念…
設計図を見た訳ではないので設計意図がわかりませんでしたが、内部はログハウスっぽい仕上がりで、多分大工さんがこっちの方が簡単だから…と設計された方も大工さんに促されたような気もしますが、打ち合わせ不足なのか納まりが悪い気がします。古民家再生の場合は途中に変更することはよくありますが、取ってつけたような収まりも多く、また施主に連絡なく変更されている場所が多いそうでそれが施主の信頼をなくした原因かもしれませんね。施主と施工者には合う合わないは当然あるのですがコミュニケーションをどう取るか…改めて難しさは感じました。
とりあえず最低限の修正箇所や改善方法などをお話しして事務所に戻りまとめたものをお送りしました。
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