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内法材が入りました。
先週末は3日ほど現場へ行けなかったので昨日久しぶりの現場へ。柱の撤去と補強が終わり、内法材も入っていました。
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抜いた柱の所は梁を入れて補強し、端部は大入れでも良いのですが、他との納まりもあったので柱を抱かせて一本建てました。
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新しく造る収納は三本溝で天袋付きです。建具は塩地のフラッシュで入れる予定です。リフォームに限らず新築でも既製品の集成材の柱や単板を貼った敷居や鴨居を使うことが多くなっていますが、うちは全て無垢でします。木を削り、カンナをかけてから溝を彫っています。敷居には建具の滑りを良くするために竹の敷居滑りを入れていきます。
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こちらは既存の方引きの障子と襖が入っていた所ですが、横の開口が広くなるのに合わせて短くします。敷居と鴨居はそのまま利用して方立てを新しくしました。図面で描くのは簡単なのですが、隙間なく納まっているのを見ると大工さんは凄いといつも感心します。
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現場にはいつも大工さんのノミがありますが、これが普通の感じだと思っていたら最近はこちらの方が少数派になってきているようです。現場にノミを持ってこない大工さん…想像できないのですがいらっしゃるそうです。
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リフォームあるあるですが、コンセントを移動しようとしたらそこだけ壁がモルタルで仕上がっていました…大工さんがモルタルをカットしてコンセントを納めてくれました。
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現場はお茶の先生のお家でちょうどお稽古されてましたのでお稽古に入れて頂きお茶を頂きました。お弟子さん達ともお話しをしながらホッと一息つかせて頂きました。ありがとうございました。
夕方から再度家具屋さんとの打ち合わせで現場へ
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新築ではないので現場での採寸は重要、レーザーも使いレベルを測りどう納めていくか小一時間打ち合わせました。