見出し画像

手描きの温かみ

10月の手描きパース講座3つのご案内

建築をしていて困ることのひとつにお客様との完成イメージの共有化。言葉では伝わりませんし、近いイメージの写真でもあくまで近いだけで異なる部分が必ず出ますし、そこが重要ポイントだったりします。そこでイメージの共有のために用いられるのがパースと呼ばれる完成予想の絵。パースとはパースペクティブといい直訳すると遠近ということ。紙という平面に人間の目の錯覚を利用して立体的な絵を描きます。

業界的にはパソコンを使ったパースがリアルだし、ソフトの金額次第ですが、高ければ高いほどよりリアルな絵が描けます。

私はパソコンのパースはソフトが高額ですし、いいものを買ってもよりいいものが直ぐに出てくるので資金のある大手にはかなわいだろうと思い、手描きパースを描き始めました。

手描きの良さはコストがかからず、枚数を描けば上達し、それは技術として一生ものになるということ。デメリットは枚数を描くしか上達の道はないということ…

パースを書き続けたきたおかげで今ではパースのセミナーで定期的に収入も得れるようになりましたが、一番嬉しいのはお客様に喜んでいただけること。パソコンは誰がかいても同じものができますが、手描きはそれぞれの個性や人間性まで出るので、世界にたったひとつのものになります。

まだまだ上手ではないし、私より上手な人はいくらでもいらっっしゃるのですが、パースに描いたものを現実のものにしようと思う情熱は負けていないと思っています。

インテリアコーディネーターの二次試験ではパースの課題が出ます。手描きの良さと、お客様に見せた時の喜びを多くの人に知って頂きたいと来月手描きパースの講習を開催します。

ポリテクセンター愛媛さんにて
内観パースと、エクステリアパースの講習を開催。お申し込みはポリテクセンター愛媛さんへお願いします。みっちり各二日間の講習です。

インテリアコーディネーター二次試験を受験される方向けの集中講座です。

こちらは伊予市のミュゼ灘屋さんにて開催です。お申し込みは愛媛インテリアコーディネーター協会へお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?