愛媛県被災宅地危険度判定士の更新講習へ
昨日は県庁の南側にある愛媛県水産会館で開催された愛媛県被災宅地危険度判定士の更新講習会へ参加。テキストも事前ダウンロードをしておいてとの言葉。iPadにダウンロードして持っていきました。
被災宅地危険度判定士の制度とは、大規模な地震や豪雨等により宅地が大規模かつ広範囲に被災した際に、二次災害を軽減・防止し、住民の安全確保を図ることを目的として、被災宅地危険度判定士が、被害の発生状況を迅速かつ的確に把握し、被災した宅地の危険度を判定するもの。
被災宅地危険度判定士は、愛媛県や松山市の要請や大規模被災の場合には全国各市町や県、国交省からの依頼に応じ、被災した宅地の危険度を判定します。今年1月の能登半島の地震の際には二名の方が愛媛からも行ったそうです。この前お城山の土砂災害もありましたので重要性は増していますよね。
私が松山に移住するきっかけともなった阪神淡路大震災の後に生まれた制度です。
判定の仕方のおさらいに今年一月の能登半島地震時の判定作業の紹介なども説明頂きました。
3時間の講習をしっかりと聞いて、更新の手続きをしましたので出番が無いのが一番ですが、出番があった際には災害発生箇所の皆様に安心できるように活動していきたいと思います。
昨日受けたのは宅地の地盤、擁壁やのり面などの危険度の判定をする業務。建物の安全性については被災建築物応急危険度判定士も取得していますのでそちらで判断していくことになります。
被災建築物応急危険度判定士も10日に召集を前提にしたメール配信訓練がおこなわれます。メールが届いたら記載のURLにアクセスするだけですが。
南海トラフの暗い影が迫ってきているようでなんと無く嫌な気持ちになりますよね…災害を防ぐことはできませんが、備えることはできるはず。