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鑑定書を活かす

2015年に古民家鑑定を行ったことから、家の価値を確認され、今では国の登録有形文化財となりました。
鑑定のご依頼から、こうしてその時々にご連絡いただき、近況など報告し合い、当時のお話しや古民家のお話しなどさせていただく。

古民家鑑定書の中には、これからもその古民家を長く安全に残していただくために、保全計画に関するページがあります。
何年後には、こういったメンテナンスを、
何年越しに点検を、
と言った風に部材や設備など大まかなメンテナンススケジュールが提案されていて、計画的に保全計画をしていけます。

今回もしっかりと鑑定書をお持ちになり、ページをめくりながら保全計画にあるように、参考に進めたいとのことでした。

このように、家族の歴史と共にある古民家を大切に思われて、そして大切になさるベースに古民家鑑定書が活用され役立っていることに鑑定士冥利に尽きます!

きっと末永く残り、たくさんの方々へ日本の伝統を伝えてくれると思います。

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