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ルービックキューブのよう と言われた革新的なデザイン 実はこの街以外にもあるのです…

オランダ最大の産業都市で世界屈指の貿易港を擁するロッテルダム(Rotterdam)。日本の神戸港(1967)と東京港(1989)とも姉妹港関係にあります。

この街にはちょっと変わった住宅が…  1984年に完成したキューブ・ハウスは45度に傾いたサイコロ型の集合住宅。全部で38ユニットあるそうなのですが、現在、そのうちの一戸を公開しています。
築40年を過ぎていますが、今も尚、斬新ですね。

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キューブ・ハウスはオランダ人建築士のピート・ブロムによって設計されたのですが、実はこのユニット、ロッテルダムに先立ち、1977年にヘルモントに建てられています。

ロッテルダムは第二次世界大戦で爆撃を受け、旧市街と港のほとんどを破壊されてしまいました。戦後、近代的な計画都市のもとに復興を進めていったため、今では中世の街並みを再建した地区と、近代的な建築が建ち並ぶ地区が市街に共存しています。

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この街にも見どころとなる大きな美術館があります。
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館はブリューゲルのバベルの塔で有名なのですが、オランダ人の画家、ピート・モンドリアンの抽象画に移行する前の作品が展示されています。モンドリアンの代表作、コンポジションのような直線と三原色というシンプルな作品からは想像できない絵画ですので、表示をよく見ないと見逃してしまうかもしれません。

他にも見どころはあったのでしょうが、時間がなくて半日強の駆け足で通り過ぎてしまいました。改めてゆっくり訪れてみたいです。

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(1999年の回想録: 写真はフィルムカメラにて撮影)

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