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時計仕掛けの大音響 レトロなストリートオルガンのノスタルジックな音色

乗り換えの基点になる街というのは、降りてゆっくり街歩き…とはいきません。前から気にはなっていたのですが、オランダに行く度通り過ぎていた街、ユトレヒト(Utrecht)を訪ねてみました。

ユトレヒトと言えばドム教会。

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オランダ最古のゴシック建築教会ですが、1674年にユトレヒトを襲った暴風雨で教会が壊され、大聖堂の塔と分離してしまいました。

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ドム塔の高さはオランダの教会塔の中で最も高い112m。

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日本では、きっとここ、ディックブルーナハウスが有名。

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一通り街を見物。さほど大きな町ではありませんが結構見どころがあります。開館時間にも限りがあるし、移動には時間がかかる… そんな時、市内で見つけたのは「オルゴール博物館」。カフェもあるようだし、まあ、入ってみますか…くらいの軽い気持ちで入館したのですが、オルゴールという言葉を超えた展示が待っていました。

ヨーロッパではからくり仕掛けというのは、時計の製作から始まったようです。その為、機械仕掛けが時計仕掛け(clockwork)と表現されるのでしょうが、これはもう時計の範疇を超えているのでは…
その昔の定時を知らせる教会の鐘から、動きや音楽が付随するからくり時計へ、やがてはその技術が素晴らしいストリートオルガンへと遷り変っていきます。さらに、ジュークボックスや自動演奏の楽器へと発展していくのですが、一番印象に残ったのは、かつて、ヨーロッパの移動遊園地などで活躍していたようなレトロで雰囲気たっぷりの大型の自動演奏オルガン…

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見学ツアーに参加すると、防音の為に部屋をロックしてオルガンが奏でる音楽を生で聴かせてくれます。
ウェブでも少しは雰囲気が楽しめるでしょうか…

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セントラル・ミュージアムでもらった案内にシュレーダー邸というのがありました。ちょっと郊外になりますが行ってみます。

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リートフェルトのシュレーダー邸は世界遺産に登録されています。
内部はデザイン化された仕切りが沢山ついた不思議なからくり屋敷…


いつかまた、のんびりオランダ旅行したいなぁ…

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(滞在: 2014年1月)


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