ウオーキングの途中で その3)
「ヘイ、ベイビー! 君を追い越した時に僕をずーっと見てたやろう?」
初心者マークつけたボロ〜い車に乗ったチャラい若者に声かけられた。
ああ、この車・・・ さっき見た、見た。
明らかに整備不良か違法な改造したと思われる変な音立ててさっき猛スピードで走ってた車やんか。
ここは住宅街や。制限速度40キロやで。
アホ丸出しのこんな若僧に「ヘイ ベイビー!」って言われたことにまずムカっとした。
わざわざ角曲がったところで車停めて私が追いつくのを待ってたんかいな。
私がサングラスと帽子を取るや否や、このチャラい若者の表情と態度が急変した。
オバハンやったと気づいてガッカリしたのか、びっくりしたのか。
「すみません、人違いです」と首をすくめてバツ悪そうに立ち去った。
熟女なめるな! ちゃんと度が合ったメガネかけて出直してこい!
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