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悪女のいる世界

韓国時代劇ドラマ「六龍が飛ぶ」を見終えました。

悪政はびこる高麗から李氏朝鮮の初期を、のちの国王イ・バンウォンを主人公として駆け抜けるストーリー。

いやあ、面白かったですね。

もう常に一難去ってまた一難のストーリー展開。

全65 話があっちゅう間。

最強の剣士がオネエ気味だったり、良い人が傲慢だったりと、人間の裏表を見事に描いた作品でした。

主人公が恋をする女の子がそこそこしたたかなのも痛気持ちいい感じで良かったです。

悪女と呼ぶまでではなかったけど。

好みによりますが、歴史ものの魅力って悪女が出てくるか否かにかかっていると思うんですよね。

そうなると、どうしてもこのジャンルに関しては、外国の作品寄りになってしまいます。

フランスなら、友達のふりをしてマリー・アントワネットを利用したポリニャック夫人や、中国なら気に入らない奴は処刑(それもかなり残酷)の西太后とか。朝鮮半島には三大悪女と呼ばれる歴史上の人物もいますよね。

日本史は、女性の記録が少ないのかこれと言った悪女が出てこないのが残念です。

歴史上の悪女を集めた本を読んでも、日本で出てくるのは大奥でお勤めだった絵島くらい。

しかも、その程度で悪女って呼ばれるん?と首を傾げたくなるような内容。

あ、阿部定さんがいました。

ただ、彼女は近代ですよね。

日本史で1番の悪女って誰なのかしら。

どなたかご存知でしたら教えてくださいませ。

それにしても、韓国時代劇ドラマを見るたびに思うのですが、王様がお飾り状態で政治家たちにいつも舐められているのが不憫です。

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