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知れば知るほど楽しい演歌の世界~二見颯一編~

最初に演歌に触れたのは、幼稚園の頃。
祖母がレコードを聴くのが好きだったので、成り行きで。
一番に思い浮かぶのは、牧村三枝子さんの「みちづれ」ですね。
「♪決めた~決めた~お前とみちづれに~」ですね。
テレビ番組で見かける牧村三枝子さんの某有名俳優さんに対する熱視線に子どもながらゾクゾクしていました。本気なのか憧れなのかビジネスなのか、幼稚園児のこみこには判断つきませんでしたが。

小学生の時には演歌は身近な存在で、細川たかしさんの「北酒場」や大川栄策さんの「さざんかの宿」、山本譲二さんの「みちのくひとり旅」が大ヒット中。
演歌のフィーバーぶりを観たのは、あと数年で半世紀を生きるこみこの生涯からしてもこの頃が最後。
社会人になって暫くすると氷川きよしさんが登場して、美青年演歌歌手というジャンルが出来たような気がします。
昔はいなかったですもんね、シュッとした演歌歌手。

で、この度、「松平健の舞台へ行き、存在は知っていたけど気にしていなかった辰巳ゆうとさんのお芝居と歌を目の前にして軽くお沼入り」してからというもの、いろいろ漁ったらですね、とんでもなく歌が上手くてスタイルの良い青年を見つけたのですよ。それでいて、歌っている世界観がほぼ「さざんかの宿」。

ラブソングがほぼ消えた平成後期~令和において、水割りを傾け道ならぬ恋を歌う20代半ばの青年。演歌の世界は空気なんて読んでいないようです。

シティポップもお得意です。
この方、話し声もとてもきれいでその辺のアナウンサーよりも聞き取りやすい。AI音声ガイダンスとかありますけど、全部この人の声にしてもらいたいくらい。

因みにそもそも民謡歌手なのだそうです。

ということで、今回はここでおしまい。

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