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日本屈指!佐那河内村のお米

 こんにちは!コメヤノムスコです。記念すべき2投稿目。

 今回は徳島県の佐那河内村循環型農業に取り組んでいる「ぽかぽかファーム」の鈴木昇さん・惠子さんのおふたりについてご紹介します。

 お二人とも出身は東京都。11年前に佐那河内村に移り住んできました。3.4年前からうちの米屋にお客さんとして来てくれていて、その繋がりで私もおふたりと出会いました。
 鈴木さんが住んでいる佐那河内村は徳島県内でも特にお米がおいしいと言われている地域です。県民ながら佐那河内にいままで行ったことがなかったので、美味しいお米がどんなところで育っているのかを見てみたくて鈴木さんのもとを訪ねました。

 実際に行ってみると、、、

鈴木さんの田圃

 山の中に田圃がいっぱい。美しい棚田の風景が広がっていました。
 鈴木さんが育てているのはあわみのりという品種。コシヒカリに並ぶ極良食味品種です。現在は種を入手することができないので、自主採取するしかないのだとか。。

あわみのり

 ここの田圃には数日前にシカが現れたようで、鈴木さんが一緒にお米を作っている仲間の畑が大きな被害を受けたそうです。せっかく一生懸命育てたお米が一晩にしてあっという間になくなってしまう。自分だったら立ち直れるでしょうか。恐らくしばらくの間何もする気にはならないだろうと思います。

 鈴木さんの田圃では草はそのままにしています。普通であれば除草剤を撒くなどして草をなくします。
 なぜそのようにしないのかと尋ねると「草は敵じゃなくて味方だから」と鈴木さんは言います。後ほど別の記事で詳しく取り上げますが、この一言が鈴木さんが手がける農業のキーワードとなるわけです。

 もうすぐ刈り取りの時期です。同じ品種を同じように育てても毎年そのできは違ったものになります。環境に作用される部分も多くあるのが稲作です。
 「台風来る前にそろそろ刈り取ろうかなぁと思ってます」
 収穫に向け鈴木さんの作業は続きます。

隣の畑の落ちていた稲を戻してあげる鈴木さん

つづく

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