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酒米づくり24の季節 #04 室出し

4月22日、室出し(むろだし)

催芽のあと、種籾は育苗箱ごと、出芽室に運ばれます。

出芽室で室温30℃湿度100%の24時間を経て小さな芽が出てきたところで、[「室出し(むろだし)」を行います。

室出しとは、出芽室からハウスへ運び出すことです。

育苗箱が何段にも積まれたカートをよいしょよいしょと運びます。
黄色っぽいのがビッシリと出てきています。

ハウスにビッシリと隙間なく並べ、保温のために白いシートをかぶせます。26℃~30℃をキープするため、だそうです。反対にハウスの中の温度が上がりすぎたときはシートを外し、温度を下げるそうです。

「ホントは28℃がベストなんだけどね~」とおっしゃっていました。赤ちゃんを育てるような細かい気配りが大切な育苗期間なのだなあと思いました。

動画はこちらから


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