友だちから「なんかいいクロスバイクない?」と聞かれたので、最近のクロスバイク事情を調べつつまとめてみた
条件
坂道多め
日本メーカーがよい
使用頻度はそんなに高くなさそう
錆びにくいのがいい
海外メーカーの自転車だと「乗りたいのに、自分の身長には合わない…」というケースがある。その点、日本メーカーは当然ですが日本人の体格に合わせた自転車を作っている。
またメーカーのサポートがしっかりしているのも日本メーカーのメリット。1つのパーツが壊れただけなのにそのパーツが手に入らない、なんてことは自転車ではよくあるのですが国内メーカーだとそのリスクは低くなる(と信じている)。
おおきな視点でいうと、海外への依存が高い日本経済のことを考えても日本のものを買うことは意味があるだろう。ただ一言ことわっておくと、生産も国内でおこなっている自転車は初心者の方が思っているよりもお値段がはる。ぼくの感覚的には20万〜で見つかるかな、といったところ。やすい自転車は日本メーカーだけど生産は台湾や中国ということがほとんど。ほぼ100%。
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ブリヂストン オルディナ F5B
金属チェーンではなくベルトドライブを採用しているから錆びない&メンテナンスフリー
内装8段変速だから坂道も十分走れる
すこし値は張る
↓その他ブリヂストンのスポーツ向けラインナップ一覧
ANCHOR RL1
ブリヂストンのロードバイクラインのアンカーのクロスバイク
ディスクブレーキ:雨につよい、メンテナンスフリー
ロードバイク用の初級コンポーネントALTUSがついている
コーダブルーム RAIL ST
個人的にKhodaaBloom(コーダーブルーム)というブランド名が好き。ダウンチューブにバァーーーンとKhodaaBloomのロゴがあるのがかっこいいね。逆にロゴが目立ちすぎていやだという人もいる。
↓その他コーダブルームのクロスバイク
ミヤタ Freedom Tough
極太タイヤがたのしそうなモデル
個人的なこだわり・おすすめ
自転車を選ぶときの個人的なこだわりポイントについて説明する。まあ、ここは人によって意見が変わるところなので参考程度に読んでほしい。
前変速はないほうがいい
自転車を選ぶときに8段変速と21段変速なら、どちらを選ぶだろうか。値段がおなじくらいなら21段を選ぶことが多いと思う。でも、個人的には8段をおすすめする。
たとえば21段変速の場合、じっさいのギア構成は前3×後ろ7。前のギアに変速があると変速の段数がふえ、ギアの重い・軽いの幅がひろがる。しかしデメリットもあり、メンテナンスの手間が増えたり、重くなったりする。
8段変速の場合は、前1×後ろ8。前ギアが1段(このことをフロントシングルという)なのでメンテナンスがかなり楽になり、軽い。そうはいっても変速が少ないと困るだろうと思われるかもしれないが、前変速はすごい坂道や下り坂といったケースでしか使わない。フロントシングルで登れない坂道なら自転車を押して歩くほうが安全だし楽だ。
泥よけ(マッドガード)があると幸せ度あがる
マッドガードがあると雨の日の地面からの跳ねあげがなくなり便利。輪行(自転車を電車などに乗せて移動すること)をしなければマッドガードはおすすめです。
フレームの材質はアルミ・鉄それぞれ一長一短あり
一般的に入門レベルの自転車の素材は「アルミ」「クロモリ」の2つがある。クロモリとは鉄にクロムやモリブデンを添加した合金の一種で、「鉄」とも呼ばれる。ここでも鉄ということにする。アルミ・鉄のメリットデメリットを説明する。
アルミのメリット
軽い
フレームの剛性が高い
さびにくい
一方、5~10年使っていると金属疲労をおこしてフレームが割れることがあるというデメリットがある。乗る人の体重や使い方、フレーム設計などさまざまな要素がかかわってくるので正確に何年使うと限界とはいえない。
鉄のメリット
金属疲労をおこさないので長持ちする
フレームがしなやか
一方、重かったりさびてしまうというデメリットがある。屋外で保管するならとくにさびやすい。
アルミ・鉄それぞれの特徴をみて自分にあった素材を選んでみるのもいいかもしれない。