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舞台・イベントなどの感想

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こうすればいつでも思い出せる
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記事一覧

2.5次元男子。LIVE2023 ~僕たちのHot Summer~ 感想

6月なのでまだ全然Hot Summerではないんですけれども。 ひょんなことから興味を示してもいなかった通称ほっさまのアーカイブを観なさいと言う天啓を受けたので、見ることにしました。 というのも超歌劇幕末Rockを毎日見ているうちに、佐々木喜英という存在はなんて素晴らしいんだと再認識をしまして、生きてる姿、見せてほしいな~(謎の欲求)と思うようになりました。あとYou Tubeの配信とかで「ほっさま超楽しみ」と言っていたので、今後の配信で絶対感想聞かれるだろうし、「楽しかっ

夢川ショウゴの呪い

「DANPRI STAGE -アイドルランド・オブ・ザ・デッド-」の配信を見ました。 結局WITHステの円盤は出なかったけれど(なんでなんだ本当に)、私はこれでダークナイトメアが動いている姿をようやく見れるのだ。 私はようやくダークナイトメアを知ることができる。 その喜びでうきうきと配信を見ることとなった。 アイドルランドプリパラの第1話を見たとき、高校生の頃のプリパラの記憶が全て一気に甦ったかのようなトキメキを感じた。 別にプリパラと共に生きてきた人生とか言えるほどあれで

舞台ナポリの男たち 感想

自分の好きなゲーム実況者たちが舞台になった。 生きていれば色々あるんだなぁ。 蘭たんと出会う頃くらいに2.5次元舞台に出会った私は、自分の青春をゲーム実況と2.5次元舞台に注いだといっても過言ではないような人生を送ってしまった。 その中でもテニミュが一番好きなので、蘭たんがドキサバをやったりテニミュを歌うとキャッキャと喜んだものだ。 だからナポリの男たちが舞台になると聞いたとき、なんとなく公演の様子が脳内に予想ができた。「えっどういうこと??意味わからない???」みたいな感

音楽朗読劇「オペラ座の怪人」感想

オペラ座の怪人。私は正直この物語を胸糞悪い作品だと思っている。 物語としては好きだけど、ハッピーエンドだとかそういうことは言えないし、泡のように消えていく感情が多い理不尽な物語。 オペラ座の怪人の映画を初めて見たのは大学2年生の演劇論の授業。 当時の私は感想レポートの冒頭の書き出しに「オペラ座の怪人を見終わり最初に思ったことは、なぜファントムは最後まで不幸にならなければならなかったのか、ということだった。」と書いた。 オタクの考察ブログみたいな始まりじゃないですか。 以下レポ

五右衛門マジック 感想

2019.10.11(Fri)/17(Thu) 人は何故高いお金を出して舞台を観に行くのか。 それは面白いものを観るため。 間違いなく今年1番の舞台となった五右衛門マジック。 これを観て、笑って、幸せな気持ちになれたことにすべての意味がある。 10月3日、初日が一週間前に迫ったときに公人くんの降板が発表される。 友達と呑気にスマブラをやっている場合ではなかったと頭を抱える私。 その日は壮馬くんの休養の話もあったため、「孫みんな長生きしてくれよ~~」と幸せを思祈りながら寝た

劇団プレステージ第15回本公演 大地からのレラ! 感想+α

2019.9.28(Sat)/10.4(Fri)/10.6(San) 人間生きている限り時間は有限。そしてお金も有限。 「みんなはもっと自分の興味のあることに時間を使えばいいよ」とは推しの言葉。 自分は何が好きなのか、自分は何が好きじゃないのか。 根本的に自分と向き合う大切な機会になりました。 ※この記事は劇プレを好きになってから約1年半くらいの比較的新規の女がなんの根拠もなく戯言として書いている記事です。価値観が合わないなと思ったら読まないでください。 第1章 劇団プレ

サラリーマン7 ネクタイと二つ返事が首絞める 感想

2019.7.26(Fri)/7.27(Sat) この世には2種類の人間がいる。搾取される側の人間か、搾取する側の人間か。 この感想は搾取される側の人間(東京都/大学生/20歳)の笑いと涙と陰鬱なゼミのトラウマに包まれた感想である。 脚本・演出たかせしゅうほう この時点でとんでもないレベルでこの舞台は当たり、そう確信したのは私だけではないでしょう。 きっとACTORS FRESHの時限ドラマでたかせ監督に出会ったオタクはそう思っていたはずです。 そしてたかせ監督が株元くん

ゴールデンレコード 感想

2019.6.22(sat) みなさんはDETROIT: BECOME HUMANというゲームを御存じでしょうか。 ざっくり説明するとアンドロイドと人間が共存していくゲームです。 ゴールデンレコードの情報が解禁され、ビジュアルが解禁され、「デトロイトじゃねぇか!」と思っていた人は私以外にもいたんじゃないですかね。 しかし私が予想していたキャラクター、ストーリー、全てが覆されるような舞台だったのです。 いい意味でも悪い意味でもここ数年で一番トンチキな舞台を観た気がします。 い

仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 感想

※第一前提として、「むしろよくこの映画を見ないで仮面ライダーWを好きって言っていたなお前」ということを忘れないでください。 放送当時、初めてリアルタイムで見た仮面ライダーがW。 恐らく何があっても「私の一番好きな仮面ライダーはWです。」と言えるでしょう。 (ディエンドと海東大樹は別枠です。)(今後仮面ライダーに推しが出ない限りは。) そんな私がリアルタイムで見ていた頃からもう9年もの時がたちます。 仮面ライダーW自体は何年かに一度見返してはボロボロに泣いているけれど、なぜか

スピリッツと鳴海荘吉

風都探偵は単行本派の私がスピリッツを買うときは、キャストのグラビアがあるときって決まってるのよ。 ということで今回は鳴海荘吉役の吉川晃司さん。 来てくれるとは思ってもいなかった。 仮面ライダーWについて語るキャストのインタビューはどれももれなく最高だって知ってますけど、自分が思っている「仮面ライダーWはここがいいんだよ、こういうところが最高なんだよ!」というポイントが完全に吉川晃司さんと一致した。 というか全部言ってくれた。 世界観の話もキャラクターの個性の話も街のことも。

LOOSER~失い続けてしまうアルバム~ 感想

2019.6.7(Fri)/6.9(San) もしかしたらキャストが発表されたときから私の人生は狂い始めていたのかもしれない。 今回の舞台は株元くんが様々な出会いを私にくれました。 私はTEAM NACSのことをほとんど知りません。 毎回綴りが分からなくなって調べてしまうくらいには。 そろそろ覚えてきました。 NACSのことを知らないのでLOOSERのことも知りませんでしたが、この5人で面白くないわけがないなと思いました。 磯貝龍乎くんがいて面白くないわけないでしょ?私には

アルプススタンドのはしの方 感想

2019.6.15(sat) 私には演劇部の後輩がいて、その子が当時大会で観た作品。 そもそも前評判がとても良かった。 「壮馬くんもいいけれど、高校生がやるからこそ良いような気もする」と言っていたような気がする。 大まかなあらすじだけを頭に入れて豪雨の浅草九劇へ。 迷子になりました。 元々青春群像劇が好きな私は絶対に好きな作品なんだろうなと思っていましたが、まさしくドンピシャで舞台を観ながら久しぶりに泣きました。 高校生のリアルな空気感。 私の心はいまだに高校生なのですが