犯人は、必ず現場に戻る。

そう、戻ってしまったのです。このままでは自分の精神がおかしくなってしまう。自分の生活にすら支障が出てしまう。そう思って強行したのにもかかわらず、戻ってしまった。
戻ってしまったのです。クーラーのない生活に…

○振り返れば

リモートワーカーとなり自宅にいる時間が増えたことで、この夏の過ごし方を考えなければという課題にぶち当たったのがそもそもの発端である。仕事もおぼつかず、睡眠も妨げられ、どうにも元気が出ない。それはもしや暑さにやられているからなのではないか？？
▽詳しくはこちら

そして、ついにクーラーのない生活からの脱出！「クーラー使わずに今まで過ごしていたなんて信じられない！！！」なんて変人扱いもこれでおさらばサ☆
文明を感じる快適な空間を手にいれた
▽こちら

たしかに快適なのです。しかし気がついてしまった…私はクーラーとの付き合い方を完全に勘違いしていたのですっ！！！

○実は涼しさを生むものではない。

クーラーを使いさえすれば、あの春先のような、秋口のような涼しく爽やかな空間が作り出せるものと勘違いしていたがそうではなかった。クーラーをつけていても暑いと感じる。汗もかく。そしてクーラーがついているがために乾燥が追加されて、なんだかいいことなくないか？

まぁ、根本原因は私が引っ越した部屋にある。なんと我が家で一番湿気がたまる部屋。お風呂場と接地した部屋。なにがなんでも湿気が入り込んでくる。おかげで、クーラーで体の芯は冷えるのに、湿気でベタベタ。表皮に冷風があたりなおかつ表皮が湿っているので体は「寒い！」と感じて熱を発している。体が暑くて寒いというわけのわからん状態に。

○救世主現る！

そんな中、驚愕の事実が明らかに！

「クーラーと扇風機は併用するものらしい！！」（そんなことも知らんかったんかーい！！）
何を隠そう、扇風機が大嫌いでして。体に風が当たるのが不快でしょうがない。しかも、音が気になって集中できない。よって扇風機すら使わない生活を長らく送っておりました。（クーラーは絶対使わないので最終兵器 扇風機 という位置）

そんな苦手意識から、長らくお蔵入りだった扇風機を引っ張り出し、いやいや設置したところ あら快適！ 部屋の空気が動くのってこんなに涼しさを生むんだ！！
私的には世紀の大発見です。
風が当たるのが嫌なら壁に向けて扇風機を付けたらいい という高等テクニックを使うと尚更効果絶大　発生した風が壁に当たって拡散　部屋全体にふわっと軽やかになってなんとも素敵な空間になりました。

○決意の日

そして私は決意するのです。私はこの扇風機と共にこの夏を乗り切ろう！元いた環境に戻ろう！と。というのも私は環境にちょっとしたこだわりがありまして。

・密閉空間が苦手　
　いわゆる 静かな音 が苦手
・自然風が一番好き
・多少暑くないと気持ち悪い

ハイ　わがままネ　
これを叶えるには少なくとも窓は開けておかないと最適な環境は望めない。プラス多少暑くないと を考えた時点で、クーラーをつけて過ごすの選択肢は最初からないようなものだったんですね笑

○おしまい

リモートに入って、今まで蔑ろにしていた部分にまで工夫をすることができて、楽しい反面。解消できる不便と、不便の中にもそうすることでしか手に入らない快適が混在していて、「やっぱり前の方が良かった」なんてこともあるんだなとつくづく感じます。

ただ、クーラー生活を一時的に体験してみて思ったのは、仕事など日中の活動時間はクーラーかにいた方がスムーズだなということに気がつきました。
なので、仕事はクーラー部屋で。寝るときは暑い暑い言いながらも扇風機部屋で寝ることで、折衷案を見出すことができたのでした。めでたしめでたし。