俺がチ●コの皮を切った話 手術当日編(前編)
手術当日、俺はメチャクチャに緊張していた。
なんせ人生初めての手術だ。緊張で頭痛が痛い状態になりながら、予約時間の30分も前に病院に到着してしまった。
病院はマンションの1室を改造した中にあり、外から見たら病院と分からない外見だったので「マジに大丈夫かよ・・・」と不安になったが、ここで逃げては漢じゃねぇ!と気持ちを高めて中に入った。
受付で優しそうなお姉さんから問診票を受け取り、書き終えると直ぐに先生に呼ばれて診察室に入った。
先生は白髪のぽっちゃり眼鏡で優しい雰囲気のおじさんだ。
俺が受けた包茎手術は検診・手術・経過観察・抜糸の4つのセクションに分かれていて、手術当日に検診と手術、翌日に経過観察、手術から10日後に抜糸となる。(これは電話で相談した際に確認した)
上の流れを先生から改めて説明を受けた後、診察台に仰向けになってチ●コを見せる。
先生「それじゃ、皮剥いていきますね~。」
俺「え? ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!!」
大学時代の悪夢再び。
正直、手術を受けてから今日までで、この時が一番痛かった。
先生「やっぱり、剥くことできるね~。見てごらん?」
俺「カッ、、、ヒュッッッ(悶絶)」
程なくして皮を元に戻され、先生から俺のチ●コについて説明を受ける。
先生「あなたの場合、剥くことが可能なので仮性包茎に該当します。」
え?真性包茎(もしくは嵌頓)じゃねーの!?
先生曰く、皮の先っちょ(包皮輪というらしい)が極端に狭くて何をしても剥けない人が医学上では真性包茎になって、それ以外は仮性包茎に該当すると説明を受けた。嵌頓というのは、皮の先っちょが狭い仮性包茎が頑張って剥いた結果、チ●コが皮で締め付けられて戻らない状態(つまり断末魔を上げてる俺)のことを言うそうで、嵌頓包茎という分類は医学上存在しないとのこと。
先生「真性だと先っちょ針の穴くらいしか無いんだよね。あなたはちょっと皮を捲ったら亀頭が見えたから剥けると思ったよ~。」
あんな地獄みてぇな痛みを味わうんだから、真性にしてほしいけどなぁ・・・。治療代が6万より安くなるかもなと考えていたが、甘かった。
ともかく、100%ではないが説明には納得したのと、生SEX(まだしたことない)したときに皮剥けたら腹上死するなと思ったので、手術はすることにした。
先生から手術の説明を受け、同意書にサインした後、俺は再び診察台に仰向けになるのだった。