ASDのこだわりを考えたい
自己紹介
初めまして。コメコと申します。
発達障害、精神障害を中心に、哲学じみたことを考えこむことが好きです。
このnoteではそういう考えを言葉に出来たらなと思っています。
なお私は専門家ではなくASD当事者ですので、間違った情報が含まれているとは思います。ご了承ください。
ASDって?
ASD(自閉スペクトラム症)は発達障害の一つで、人とのコミュニケーションが苦手だったり、特定の物事に強いこだわりや興味を持つといった特徴があります。
そこで今回はASDのこだわりの部分に焦点をおいて話していこうと思います。
ASDのこだわりについて考える
人によって様々なこだわりがあるとは思いますが、ASDの方はこだわりが実行できなかった時に強いストレスを感じます。
具体例としては
・食べ物や衣服へのこだわり
・学校や会社に行くときに、決まった道順んで行くことにこだわる
・勝ち負けに非常にこだわり、負けると機嫌が悪くなる
などありますが、
ASDの当事者であるコメコは、20歳ごろまでなにがこだわりなのか分かっていませんでした。
今年の6月に一人暮らしを始めたのですが、そこで徐々に分かってきたのが、時間や毎日のルーチンにすごくこだわりがあるなと気づきはじめました。
食事の時間のでいうとコメコの場合ですと、
朝食は9時まで、昼食は14時まで、夕食は21時まで
というこだわりがあり、その時間を過ぎるとどれだけお腹が空いてても食べてはいけません。
とくに朝は9時を過ぎても朝昼兼用という風に思考を変えると14時までは許されるのですが、その場合だと昼食は絶対食べてはいけません。
夕食は鬱で寝込んでる時とかに21時を過ぎると、もう空腹と、21時を過ぎてしまったパニックで焦りまくります。
次の日が予定がなければいいですが、予定があるともう寝なければいけません。なのにご飯?お風呂も入らなきゃなのに。と思考がまとまるわけがないのです。
ご飯の時間のこだわり、お風呂を夕食前に入るこだわり、就寝時間のこだわりにより、他人から見ればむしろ羨ましがられることもあります。
健全な生活を目指す中では何も問題ではありません。
ですが、これが他人との共同生活になった場合、どうしても乱れます。
このルーチンを必ず守れるとは限りません。
そうなると他人に迷惑をかけたり、パニックを起こして結局決めたご飯の時間、就寝時間が刻一刻と過ぎていきます。
その過ぎていくことへもまた焦り、パニックを助長させるのです。
母はそのあたりの扱いが上手く、また何よりも母と何かできるということの方が楽しく、時間が過ぎても特に何も思いませんでした。
ですが恋人だとそうもいかず、結局パニックが原因で別れてしまいました。
相手が時間にルーズで、コメコが時間にこだわりがありますから、元の性格面で合わないのもあったのでしょうが。
一見して、一人暮らしでは問題のないこだわりでも、社会生活を営むと一気に問題になるこだわり。
こだわっている部分は自立した生活に大事なことですから、こだわりを辞めることはしなくてもいいとは思いますが、それでパニックになるのは控えられないかと常々思います。
こういった、一見すると問題のないこだわりや特徴は、理解が得にくく、困りごとなのにむしろ羨ましがられるなど、適切な支援に行きつかないことも多いのではないのでしょうか。
皆様も、そういったこだわりがあれば是非教えてください。
そして、語りあい、適切な支援や自身での対応など一緒に考えて行けたらと思います。
最後に
ただただ、頭の中を整理したいということで書き始めたnoteですので、なにか伝えたいことや、まとめなどあるわけではございませんが、それでも最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
またこういったnoteを書いていけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
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