過去の匂いと味について考えたい
自己紹介
初めまして。コメコと申します。
発達障害、精神障害を中心に、哲学じみたことを考えこむことが好きです。
このnoteではそういう考えを言葉に出来たらなと思っています。
なお私は専門家ではなくASD当事者ですので、間違った情報が含まれているとは思います。ご了承ください。
過去の匂いと味
皆さんは、過去の記憶に匂いとか味ってありますか?
記憶の匂い、記憶の味がコメコにはあります。
それは実際に嗅いだ匂いでも、食べた味でもなく、記憶に匂いがついてるのです。味がついているのです。
と、友達に言ってもなかなか共感されません。
ある一人だけある。と共感し、話が盛り上がったときがありました。
果たしてこれは、発達障害の共感覚なのか?と日々疑問に感じながらも、今日も過去の匂いを味を感じています。
今日の過去
今日感じた過去は、3年前18歳の頃聞いていた曲を久しぶりに聞き思い出した過去です。
その過去の味は、思い出せるようで思い出せない、なんとも寂しい味でした。
なにか毎日泣きたい辛い過去と、前に進みたいやる気が混ざり、矛盾し続ける心を抱えながら過ごしていた味です。
それは、ただの思い出では?と読んでいる人は思うでしょう。
ですが明確に味なんです。匂いなんです。
口で、鼻で、明確に感じているんです。
インターネットで検索しても
インターネットで過去の匂いや、記憶の匂いと調べていても、昔嗅いだ匂いと記憶は結びついているや、ブルースト効果などと出てきます。
ですが、それは実際に感じた記憶。
コメコが感じているのは、記憶となってしまった過去に、新たに作られた匂いや味なんです。
色んな匂いや味
全ての記憶の匂いや味に共通して言えるのは、花の匂いや肉の味など、現実にあり、詳細に説明できるものではないということです。
記憶の中の感情や、体験が複雑に入り交じり、そう、夏休み風鈴と蝉の声が聞こえる中、畳とお日様の匂いにつつまれ、のどかな昼を過ごしていた時
そういった全ての状況が出てくる匂いなんです。
あれはかなりの人が、形容しがたい匂いや幸せな記憶としてあると思います。
季節によっても匂いは違います。
春は温かい、心が軽くなるような匂い
夏は鼻の奥がカラカラになるような匂い
秋は乾いたさみしい匂い
冬は雪に包まれている時のように湿って、ピンッと張っているさみしい匂い
そこにそれぞれの記憶や心情が追加され、記憶の匂いや味が出来上がるのです。
最後に
今回は前回までと違い、発達障害や精神疾患についてはほぼ触れませんでしたが、ふと記憶の匂いや味を感じ同じような人いないかな?と思い書きました。
色んな記憶の嗜み方があるといいですね。
拙い文章ではあったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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