青春+バンド+病気=
作品紹介の軽音部の青春を描いた第二作目は「音よ届け」です。
文字数 145876
公開サイト アルファポリスさん ノベルアップ+さん
あらすじ
たとえ音としてしか届かなくても、この気持ちは届かせる
それが僕の最期の役目なんだから
高校二年生の春
始業式の日に転校生がやってきた
どこにでもある単純なことで、僕の人生は大きく変わってしまったんだ...
作品紹介
高校二年生の軽音部でドラムを奏でる主人公が所属するバンドを主軸に描かれる作品です。ヒロインの水上さんは声を言葉として認識できない聴覚情報処理障害という病気を持っていますが、キーボードとして参加するところから作品は展開していきます。
軽快な口調と一人称視点で語られる作品は引き込まれるようなよみやすさがあります。その中で描かれる青春らしい葛藤と言葉が伝わらないことのもどかしさ、そしてバンドとしての成長。言葉で綴られる音楽にとらわれる瞬間が美しいですよ。
筆談でしか言葉を共有できないヒロインと音楽を用いた語り合い。そして主人公に隠された秘密とは…
青春全開なフレッシュさと音楽に引き込まれる作品を読んでみませんか?