【オーストラリア滞在記】オーストラリア到着1日目、税関に引っかかる
え、早い。
実は前回は少し前のお話し。現在はもうオーストラリアです。
家族や友達と泣く泣くお別れしオーストラリアへ無事着。
ジェットスターの格安航空券で来ましたが、遅延せず。調べれば調べるほどジェットスターはお勧めしない、遅延したなどなど沢山出てくるので不安でしたがよかった。
有料会員になったので、座席指定と受託荷物の許容量アップをしてしまった。サイトには最大40キロみたいな記載があった気がしたのですが、あれはあくまで機内持ち込みと合わせての最大容量だったとのこと。
多荷物症の私、全然荷物が入りきらない。ちょびっと機内持ち込みオーバーしていた気もしなくもないけれど、着れるものは全て着て乗り越えた。機内荷物測ってくれなくてありがとう。アジア系のクルーさん荷物あげるの手伝ってくれてありがとう。
みんなボディーバック一つとかの身軽なのに、いつも私だけ両手に鞄。私なりに荷物をなんとか選別して飛行機へ乗ったつもりだったのだけど…。
オーストラリアはこれから冬だからと上着やら長袖やら色々持ってきたのですが結果、いらなかった。
え、暑すぎるんですけど。5月6月に私のいく地方に住む人たちはみんなセーターやらなんやらきていたので身構えすぎた。
4月のオーストラリア、ケアンズものすごく暑い。全然暑い。
みなさん半袖短パンビーサンよ。スウェットジーパン靴下スニーカーなんて私だけ。まじか、街で浮きまくった。
いやでもね、そんなこと気にならないくらい今日は半日落ち込んだのでもういいのだ。なんてったって私、税関に引っかかったのだから。世界一厳しいのではと言われるオーストラリアの税関に。連れて行かれたお兄さん曰くランダムなんだ〜と。申告書を全てNOにしていたので見てみるって。
もうその時点で半泣きです。やましい気持ちはなかったけど、初めての経験だったし。
ひとまず英語での質問はゆっくり話してくださいが、何よりも先に口を出る。なんかあれもこれも持ってきたことに自信がなくなってきたんだもの。
オーストラリアへ持ってくる前に一通りはダメなもの、良いもの、ネットなどで調べていたつもりでした。販売用に完全密閉されていない穀物類や肉類など。たとえ粉末に入っていてもアウトというのは調べていたのですが…。もはや食べ物全てほぼアウトと取り上げられる。精米されたお米もアウト。ライターもお香なんかも。食べ物じゃないのに。
でもそれらは全てそもそもがダメだった訳ではなかったんです。
私が申告漏れしたから。少しでも入っているのならYESにするべきところを、私はNOにしていたんです。密閉されているしと。そりゃ、そうだわな、引っかかるよな。3回くらいこの宣告書はあなたが書いたんだよね?と確認されながら、最後の方は本当にごめんなさいと自然と口からついて出た。ああ、私何ぼーっとしていたんだろう。あの時の私、なんで大丈夫だと思ったんだろう。
最終判断をするという上司らしき強面のお兄さんが来て、お兄さんにも申告書の必要性をプチ怒られる。当たり前です。
最終的に次はダメだよと通してもらえましたが、後々調べると入国拒否されていた可能性も全然ありましたよね。
まだ呆けていた脳みそを叩き起こされた出来事。
あ、海外で1人で住むってこういうことだったと、自業自得ながらも少し落ち込みながらスタートした初日。
そして空港から出て初めて感じたオーストラリアの暑さは想像以上だった。
写真はホテルから徒歩数分のケアンズの海です。
木陰のベンチがそれはもう気持ちよくって、あ、オーストラリアなのか、とふっと気づいた景色。
ここで素敵な妙齢の女性と、はにかむ笑顔とそばかすが可愛いお孫さんたち、ターバン巻いた髭の立派なちょっと何言ってるか聞き取れなかったおじさんに出会って、その優しさにメンタルが回復しました。