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日本初(多分)の政策起業への寄付基金「Policy Fund」をPoliPoliと共にスタート!!

Govtechスタートアップとして名高い株式会社PoliPoliが、多分日本で初めての「政策起業のためのVC投資」的なスキーム「Policy Fund」を開始しましたっ!! 

そして、僕たちフローレンスもパートナーとして立ち上げメンバーに加わっています!



【Policy Fundとは】

 まずは、Policy Fundを簡単に説明するとこんな感じ。


①起業家や、国内外の財団から「寄付」として資金を集め、少子高齢化や貧困問題など、取り組みたい課題ごとに「基金」を設立する

②その課題に取り組むNPOや団体、政策起業家はその寄付を活用し、解決に向けた取り組みや研究、そして社会を変える政策立案や提言を行う


 支援の現場を持っているNPOをはじめ、世の中には「こんな法律があったら良いのに」「こんな風にルールを変えられたら」というアイデアを持っていても、政策提言活動をする資金や政策提言のノウハウが足りなくて、実現できない団体がたくさんあります。


 一方で、社会課題に問題意識を持ち、資金もある財団や個人が世の中にはいます。


 想いのある人たちと、社会課題に取り組むNPOや政策起業家などを繋げ、課題解決の実証実験や政策提言の活動を促進していくPolicy Fundの仕組みは、日本において制度を変える政策起業家を大量に生み出していくトリガーになっていくと思います。


 こういう発想、僕みたいな古参政策起業家には全然思いつかなかったんですね。


 でも、僕より20歳近く年下のPoliPoli伊藤社長が「こんなのできたら最高っすよね!」って言われた時、本当に感動しました。


 そうだ、政策提言やろうにも、それ単体でお金は稼げない。だから中々政策起業ってハードル高くなっちゃいがち。でもその期間を助成してあげれば、制度変革のアイデアがある人はたくさんいるんだから、そこかしこで制度変革の動きを生めるじゃないか!と。


【フローレンス、Policy Fundのパートナーに!】

 そして、僕たちフローレンスは、パートナーとして政策起業家たちに伴走します。


 2004年にフローレンスを設立して以来、数々の社会課題と対峙してきました。



 病気の子どもを預けられる場所がない問題。


 
 待機児童問題。


 
 医療的ケア児を長時間預けられる場所がない問題。



そんなたくさんの社会課題を解決する一つの手段が、【政策起業】です。


 改めて説明しますと、政治家や官僚じゃなくても、民間から政策や制度を変えていくアクションを「政策起業」と呼びます。


 「日本の親子の課題」については、かなりの成果をあげてきたと自信がある僕たちですが…



 当然、フローレンスだけでは、その他の日本の社会課題を解決することはできません。


 日本中にもっともっとたくさんの政策起業家が生まれれば、もっと色んな領域で制度変革の狼煙をあげられ、社会が変わるスピードを加速できるはず!


 そんなこんなで、これまで僕らが蓄積してきた「政策起業」のスキルを社外に広め、新たな政策起業家を生み出すために始めたプログラムが『フローレンスの政策起業道場』です(2022年~現在)。

 1か月に1回、塾生が集まる政策起業道場を開催し、政策起業家としての事業の実践をフローレンスがサポート。塾生ごとの悩みを解決して、実践へ即活かせるよう伴走支援を行ってきました。
※現在は第2期を開講中


 その政策起業道場のノウハウを活かし、Policy Fundでも政策起業家の卵たちの政策提言に伴走します!


 単に助成金を受けるだけじゃなくて、フローレンスからガッツリ政策起業のノウハウを注入し、制度やルールを変える実践を行いながら、真の政策起業家になっていくプログラム。


【誰もがルールメイキングに参加できる社会へ】

 誰もが政策起業家になったとしたら、我々はいつでも、どこでも、政策づくり・制度作りに、ルールメイキングに参加できるようになります。


 それは誰もが社会づくりに関われるようになることに等しく、日本の民主主義そのものをアップデートすることができます。


 今回の【Policy Fund】が、民主主義アップデートの担い手をたくさん誕生させられるよう、我々も全力でサポートしていきます!


 政策起業家になりたいぜ、っていうそこのあなた!ぜひ応募してみてくださいっ!

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