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2021年下半期の星の動き×タロットカードからヒントをもらい過ごし方を考えてみよう!

毎月ルーティンになってきました、13回目です、今回もありがとうございます!!

さて今回は、今年もあと半年ということで、

2021年下半期の星の動きをチェックしながら、そこに表れてくる現象はどのタロットカードで表すことができるのだろう!?タロットカードのお勉強を深める&カードからヒントをもらって過ごし方を考えてみよう!という一石二鳥な試み!!


まずはこの下半期の大半「木星」「土星」「天王星」「海王星」「冥王星」すべて逆行しています!!Σ(゚Д゚;エッ!
逆行オンパレードの下半期、計画の停滞、見直し、一見おとなしくする、小休止、英気を養うなどの現象が出てくるかも。これだけみると、もうすでに、あるタロットカードの絵柄が浮かんできます。

そうです、「ソード4」

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喧嘩してたら強気に出るより、ここはひとまず相手の出方を見ておとなしくしていよう、などなど。え、下半期、そんな感じなの。。。おもんくない。。。と思われるかもしれませんが、ひとまずは我慢の子!!計画を練り直すことによって、順行でよいスタートを切るために、更なる飛躍をねらいましょう!!


占星術の天体の中で一番遠い「冥王星」の逆行は、「山羊座」ですでに始まっていて4月28日~10月7日まで。
今まで当たり前だと思っていたシステムを見直し、新しい時代に向けて、ひとりひとりの意識がゆっくり変わりつつあるとき。

「海王星」の逆行も「魚座」ですでに始まっていて、6月26日から12月1日まで。夢を実現させるために、ここでたくさん妄想!?して計画を練っておくのがよいでしょう。

「天王星」はこれから「牡牛座」8月20日から、来年の1月19日にかけて。「牡牛座」は物質的豊かさ、豊かさとは何か?を考える時。所有することが幸せというより、使うことによって得られる幸せに改めて気付かされそう。例えば、カーシェアやシェアオフィスが定着し始めているのはその表れでしょう。

「土星」5月23日から「水瓶座」で逆行中、10月11日まで。組織の中での自分の立ち位置や、リモートワークで会社に行かなくなる分、自己管理や健康面も見直すとよいかも。


「木星」もすでに5月の中旬に一時的に「魚座」にインした「木星」6月21日から逆行を始めています。そして約2ヶ月半の魚座滞在を終え、今月末の7月28日「水瓶座」に戻ります。
そこから10月18日まで逆行してから、順行にもどり12月29日に再び「魚座」に本格的にインします。行ったり来たりややこしいですが、拡大、発展の「木星」は計画を立てた案件に対して、思っていたほど簡単にできるものではなかった、など振り返るきっかけを与えてくれそう。



ではこの「木星」の動きをを取り上げて、タロットカードと共に、下半期にやるべきことを考えてみましょう。


タロットカードで「木星」を表すカードは「運命の輪」「節制」です。それらが「魚座」「水瓶座」を行ったり来たり。「魚座」のカードは「吊るされた男」「月」「水瓶座」「星」「愚者」。これらのカードを机の上に並べ眺めて見て下さい。それぞれの正位置・逆位置の意味も含め、木星逆行で一旦見直し案件に対してどう向き合ったらよいか、カードからヒントをもらってみましょう。

このカード群を眺めて、ハッと思った私個人の例をお恥ずかしながら挙げてみます。

2021下半期木星0715

今年に入って身内の者がみるみる弱々しくなり、大病院で検査してもらったところ、ある指定難病と診断されました。現在の医療では、症状を抑える薬を飲んで進行を遅らせることはできるけど、5~6年もすれば薬は効かなくなり、いずれ寝たきりに・・それまでに医療が進化していればいいけどね、というのがこの病の精一杯の治療方法だと言われます。

何か手立てはないか色々調べていたら、骨格のゆがみをとることで改善できるというカイロプラティック屋さんをみつけました。すぐ連絡をして本人を連れて話を聞きにいきます!と勢いはよかったものの、感染を気にしてワクチン接種後ということになり、一時的に保留。この辺は魚座に木星がインして、状況が変わった頃でしょうか。そうこうしているうちに木星逆行がはじまりましたが、つい先日、本人を連れて行ってきました。本人以外、私を含め身内3人でゾロゾロと。そのうちの一人は鍼灸の国家資格を持っており、大変興味ある~ということで付いてきました。

そして先生とご対面、院内はとても簡素。人を雇ってる感じはなく、赤ひげ的アウトロー感漂う雰囲気。どのような仕組みでその病を引き起こしているか、その治療方法を一通り説明してくれた後、本人の骨格がどうなっているか診てみましょうということで、寄りかかったまま自動で後ろに倒れる施術用ベッドで横になってみると、え?それって真っ直ぐ寝てるつもり?曲がってるんだけど、、ということに気づきました。首の位置はもうちょっとこっちでしょ、、とみんなで直したりして、されるがままの本人。。。ほら、見て、と先生がくるぶし同士をくっつけて脚の長さの違いを見せてくれ「ほんとだ~!」と驚く皆の衆。そこから骨盤のゆがみが発生し、頬骨と耳の高さの位置も違ってきてしまう。いびつな頭蓋骨が脳の神経を圧迫し異常が起こるということでした。確かに頬骨と耳の高さの違いも本人から確認でき、そういうことだったのか。。。と納得。エグい治療費の説明も聞き、そこは赤ひげちゃうんかい!!という感じでしたが、検討しますと言って医院を後にしました。

その帰り道、本人以外は皆、顔を見合わせ。。。。
理屈はわかるんだけど、大変失礼ではあるんだけど、
なにかが、どこかが、


「胡散臭い」


と口を揃えたのには笑いました。

「木星」「魚座」の組み合わせって、不思議なことに民間療法効いてます!ってイメージはあるんですけど、逆行中ということもあり、本当に治るのかどうかという不安、結局は本人や付きそう人の努力もかなり要る治療法であるため、コツコツ続ける根性!?と体力、覚悟があるのかどうか気持ちの確認もしなきゃいけないし、皆が納得できるような費用対効果の計算などなど。。。すぐさま飛びつくではなく、よーく考えてごらんよ、と冷静になる猶予をくれた逆行だと感じています。

これらカードからのヒントは、
「運命の輪」=この病などの研究を長年してきて自信をもって治ると言い切る先生に出会えた幸運を、まず忘れてはならない。

「節制」=民間療法に幸運があるような気がする、でも当の本人がいい加減に臨むようなら意味がない。

「吊るされた男」=身体が自由に動かせなくなった本人。また付きそう人の忍耐。

「月」=「不安」であることは間違いない。直感に従う。

「星」=期待外れの可能性もあるが、希望を捨てない。

「愚者」=本人にいい加減なことをさせない、先入観にとらわれない。

どうでしょうか。みなさんも同じカードを使うことになりますが、出来事のストーリーは違うのでカードの捉え方もちがうでしょう。このようにタロットカードからヒントをもらってこの案件に臨もうと思っています。

さて、下半期の過ごし方は、大きく「木星」「トランスサタニアン(土星以遠の天体)の逆行についてでしたが、これら天体より動きの速い「月」「太陽」「水星」「金星」「火星」の動きからも関連するタロットカードを当てはめ、遊びや、楽しみ、生活の彩りを享受してみてくださいね!!

文・イラスト:加藤マカロン

【著者プロフィール】
加藤マカロン

イラストレーター&占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)をご参照ください。SNSは、Twitterアカウント (@katomacalon)、facebook などでも情報発信中。

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