11月の小松楼ギャラリーは、「MAW2023のふりかえり展」です
湖西市新居町の新居関所近くにある元芸妓置屋「小松楼まちづくり交流館」では、一階のお座敷をギャラリー会場として利用していただいております。
11月は、新居まちネットの自主企画で、昨年10月13日から19日の一週間、新居町内に滞在して、ワーケーションされた東京と熊本からのアーティストが描かれたスケッチ画と撮影された写真を展示します。
会期 11月1日(金)~11月30日(土)
※9時から17時まで、祝日以外の月曜日は、休館です。
※初日は12時から、最終日は15時までです。
※16日(土)17(日)13時からは、招待アーティストとの交流会がありますので、一階お座敷は関係者以外はご遠慮願う場合があります。
会場 小松楼まちづくり交流館
湖西市新居町新居1190-3
TEL 053-594-0540
※小松楼まちづくり交流館には、駐車場がありません。
ナビで「小松楼」又は「小松楼まちづくり交流館」と登録しないで下さい。
新居関所南側及び東側の駐車場をご利用下さい。どちらからでも、徒歩5分以内です。
昨年、この一週間、新居まちネットはお二人の旅人のホストとしてお付き合いさせていただきました。
昨年10月17日は、小松楼まちづくり交流館内で意見交換会を行いました。当日の参加者は、旅人の三本木歓さん、宮本華子さん、そしてパートナーの牛嶋さん、ホスト側として小松楼管理運営のスタッフ、アーツカウンシルしずおかの課長さんとプログラム・ディレクターさん、湖西市からは文化観光課、副市長、地域おこし隊、地元二紙の新聞記者さんでした。
旅人達は、初めての湖西市新居町をどのように興味を持って歩いて、見ていただけたのか?参会者たちは興味深々でした。
熊本からの旅人、宮本華子さんからは
「町歩きするのに、ちょうどよい広さで、傾斜が少なく歩くのに苦がない。私自身、九州の海辺の町出身ですが、この町を歩いていて排他的な(よそ者を見るような)視線を感じない。関所の持つ歴史、建物が面白く、施設が充実している。関東と関西の文化が交わる土地の面白さ、汽水湖から太平洋が広がる自然環境がある。アーティストたちが関心を持ち、リサーチしたくなる魅力が多い。」
東京からの旅人、三本木歓さんからは
「毎日、noteに日記の代わりにスケッチ画とメモを投稿している。今回、水辺の周りを歩いて、建築家としての視点で浜名川から舞阪まで見ていきたい。」「美術館や博物館、既定の展示施設では無い場所を見つけ、その場所でしか表現出来ない制作をしたい。それは、映像かもしれないし、画かもしれない。」
行政、観光担当者には、何と、心地よいフレーズであったと思いました。
こうした滞在期間に、宮本さんのパートナー牛嶋さんが撮影してくれた写真画像が20点、三本木さんがスケッチしてくれた画が40点、新居まちネットの「宝物」として保存してきました。
この11月のギャラリーは、この写真とスケッチ画をA3版にして展示させていただきます。
新居町で生まれて生活されている方、他の市町から御縁があって転入されている方、仕事や観光で新居町に来られて興味を持たれた方。さまざまな視点で、このお二人の表現を見て下さい。
ご覧いただいた方の「宝物」になると思います。