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子どもの認知について弁護士さんに相談した結果、やはり認知は必要との結果。

こんにちわ。
未婚のシングルマザーというのは、みんな、こんなに悩むものなのかというくらい、最近悩んでいます。考えることがどんどん出てくる感じ。

前回、『子供の認知をさせない』という記事を書いてからも、悶々と考え続けていました。というのも、、記事を書いた反響でコメントを頂いたり、友達から新たな助言を頂いたり、、、。
十分に悩みつくしたけど、まだまだ悩み足りないのでは、と思わせられました。



認知しないこと、認知することのデメリット

デメリット (認知しないVer.)
・子供の戸籍謄本の父親部分が白紙
・養育費請求に効力が生まれない
・法的に親子関係が立証されない
・子供が父親の遺産相続ができない
・子供の出自がはっきりしない


デメリット (認知するVer.)
・借金などの負の遺産を相続してしまう
・父親の介護義務が生まれる
・父親サイドに親権を取られる危惧
・父親サイドと今後永続的に付き合っていかなくてはならない


認知に対しての弁護士さんの見解

これらを考えだしたうえで、弁護士さんにも上記以外に何か問題点があるかを相談しました。
すると、
1.養育費はこれからもっと大事になってくるので、もらったほうが良い。
2.遺産相続は、退職金・死亡保険金・遺族年金などもあるので、将来にわたり相続する資産がなさそうと思っても、意外ともらえたりするのでその権利をしっかり子どもに付与してあげたほうがいい。
3.子供が出自について悩む時期が必ず来る。その時のためにしっかりするべき。

わたしが一番ハッとしたのは、3番です。
他の2つについてはお金のこと。
確かにお金はもらえれば有利だし、保険にもなるけど、それに頼らない気持ちでこれからも2人でやっていきたいという思いが私にはある。
お金のあるないは生まれた家によっても大きく異なるし(ひとり親にかかわらず)。お金のないことが特に子供の負荷になるとは思っていなかったです。

しかし、3番は子供が成長する過程で必ず来ることだなと気づかされました。(相談してよかった。)


私の出した結論

『家にはパパはいない』
『パパはたまに会う人』
『ほかの家庭と少し違うな』
子どもは今のところ、この程度にしか思っていない。
でも、成長に伴い父親問題は子供の中で大きくなっていく。その時に基盤(戸籍)がしっかりとしていないと余計に不安にさせるなと。こんな簡単に想像がつくことを今まで考えていなかったとは、、、猛反省し、とりあえず認知に向けて強制的にでも進めることにしました。
(できたら、3歳までに。。リミットはあと3カ月)



認知に向けて手順・費用

いろいろ調べた結果、下記の手順を踏んでいこうと思います。

1.任意認知(示談)

先ずは子供の父親に認知をしてほしいと話す。

妊娠中から我が家はこの段階でずーっと止まっています。
なので、今回は期限を設けて、期限内に行動しないなら強制認知に移りますと、少しプレッシャーをかけてみようと思います。
何だったら、一緒に役所に付き添う。又は、委任状を書いてもらってもいいかも。


2.強制認知(調停)

裁判所に認知調停の申し立てをする。
この段階ではまだ話し合い。(おそらく我が家はここで決着がつくと思ってはいる、、)

【費用】
裁判所への提出書類の収入印紙1,200円+α(切手代、戸籍謄本代など)。
(まだ養育費請求するか未定だし、余計な費用捻出の余裕はないので弁護士さんには頼らず行いたい)

話し合い決裂の場合、裁判を起こすことになってしまう。
※この段階でDNA検査をすることもありうる。


3.強制認知(裁判)

調停でも解決しなかった場合、裁判所に裁判を提起する。

【費用】
費用収入印紙(20,000円程度)DNA鑑定費用(約10万円 私が支払う)+α(切手代、戸籍謄本代など)+弁護士さん(50万~)

ここまで持っていくためには、あらかじめ100万円弱は用意しないと、、とも思う。しかし、事実は明白であって、我が家は父親が自分の子供だとほぼ認めている、しかも定期的に面会もしているので、弁護士さんに依頼しなくてもできないかなーとかも考える。悩み中。


認知の問題点

・ざっと考えただけでも結構費用が掛かる。
認知裁判を起こす目的は人それぞれだけど、養育費請求に持っていきたいケースがほとんどだと思います。おそらく私も認知されたら次の手続き(養育費請求)をすると思う。
しかし、お金がない → 養育費必要 → 認知して養育費請求しよう
という流れなのに、、初めの段階でここまでお金がかかるなんてハードルが高すぎやしないか。裁判費用も上乗せして訴えを起こすこともできるのだろうが、期間もお金も更にかかりそう。

シングルマザーになった、今、支援はたくさんあるけど、、。
子どもの権利を守る、認知という行為に対しての支援がないのが現状。
この国は性善説の上に成り立っている国家なんだなーと、しみじみ思いました。

取りあえず、認知に向けての活動は開始したので、もう、後には戻れない。

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