花の話多め
画像:道路脇に咲いていた亜麻の花。亜麻って牧場物語でしか知らないけどこんな花なんすね。糸作れるヤツ?
亜麻色の髪の乙女、って結構鮮やかな色してんのね。と思って調べたら金髪に近い茶色が「亜麻色」だった。亜麻を紡いで糸にした状態の時の色の話らしい。学びですね。
おばあちゃんに写真送ったら「去年見かけてこの花可愛いと思ってたけど名前がわからなかったわ〜」との返信が来た。今の時代、携帯で写真を撮ると植物とかの名前が検索できるからね。すごい時代だ。
それで、亜麻であることを知ったんだけどさ。普通に花屋に鉢植えが売ってておいおい、売ってるのかい。野の花ちゃうんかい。となったね。一鉢250円でした。ほかの花に比べると少し高いかもっ?!
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2023/05/30。曇天。風が強く肌寒い日。
そんな日に地下鉄に乗り「天神藤」を見に行った。
天神藤とは、地下鉄澄川駅を降り徒歩10分程度のところにある「天神山緑地」という緑地にある大きな藤の木の名称らしい。
(説明をするためのパネルがあったけど、ナントカさんが名付けたよって書いてあったなぐらいしか覚えていない)
みんテレ(北海道ローカルニュース)か、イチオシ(北海道ローカルニュース)のお天気コーナーでこの「天神藤」が満開を迎え、見頃だということをやっていて、それで気になって見に行くことにした。
地下鉄に揺られる。
札幌市の地下鉄は割と短めに出来てるのでアッサリしているな。
澄川に到着。ここから大きめの道路を真っ直ぐ行けば天神山緑地に着くらしい。
てくてく。
さむーい!カーディガン1枚じゃない方が良かったな……と思いつつ、ここまで来てしまったので歩く。
ちょっと中心部からは外れた住宅地って感じだ。埼玉の川口みたいな空気が流れてる。
「天神山緑地」……なんの話題もなく到着したな。どれ、散策しよう。
山を切り開いて作っただけある。急な坂や階段が多い。
反対側の入口から入ったので森の中を突っ切ったような形になってしまったが、天神藤が、ある!
でっっっっっっけえ藤の木。樹齢すごそう。花はギリギリ見頃って感じかな?もっと萎れているかと思ったけど、意外に満開を保っていた。
肌寒いからか、見物客は少ない。
藤の花が天井になっているようなところにベンチがある。座って、これでも食べようか……!
出発前に和菓子屋でみたらし団子とこしあん団子を買ってきていたのだ。ワハハ。
人目もはばからず大口開けて食す。
スーパーの団子と違ってもち米100%で出来ているのかコシがかなり強い。そして甘さ控えめだ。
桜で花見をするのではなく、藤で花見なんて風情があるね。
いま、もしかしてすっごく"いい感じ"なんじゃない?
我ながら最高の日だな。
ややっ。立派なカメラを首から提げているおじさんが居るぞ!
その人の後ろをついてまわっていい写真を撮ろうとしてみる。
今日は曇天で光量が少ないけど、この角度ならそこそこに見えるな。
おじさんのパクリをしながら撮影会をする。
気が済んだし、腹も膨れたから緑地内を一周して帰るか。
てくてく。
こうして一周していると、アートギャラリーなる建物があった。
フリースペースっぽいので入ってみる。
中でなんとコントラバスを練習している白髪のおじい様がいる!趣ポイントプラス10000000!?
ベースとかコントラバスとか低音域の音色が好きなので、それに耳を傾けつつさっき撮った写真の整理をする。いい場所だ。
写真を整理し終わる頃にはコントラバスのおじ様は居なくなっていて、もっと聞きたかったな、と考えながら展示されていた写真と油絵を見た。
暗い雰囲気の油絵とモノクロで撮られた写真が飾ってあった。
天神山緑地、面白いところだな。
すっかり上機嫌になり、また地下鉄に揺られて帰宅したのであった。
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本日のBGM
BUMP OF CHICKEN/乗車券
暗い感じの方のBUMP OF CHICKEN。
それでは。
2023-06-01
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