七五三に寄せて。
11月初旬、家族三人で七五三のお詣りへ行ってきました。
一般的な七五三の参拝日は11月15日「七五三の日」のようですが、前後の日も含め神社が混雑するので、最近では時期をずらして「9月から12月上旬くらい」で参拝される方が多いみたいです。
もちろん地域によっても違うと思いますが。
9月は本州だと、まだまだ暑い日も。
丁度、いま時期は寒くなる手前、紅葉もキレイで良いのかも知れません。
お詣りは、近所の氏神様である井草八幡宮へ。
この日はお天気も良かったせいか、たくさんの人がお詣りに来ていました。息子と私もお着物でおめかし。
▲近くの美容室で着付けをしてもらい、いざ参拝。
そして、この日はいつもお世話になっているMunehiroPhotography さんに写真撮影をお願いしました。
ムネヒロさんとは息子が赤ちゃんの時からのおつき合い。また、後から知ったのですが、当時結婚記念の写真をお願いしたサロン所属のカメラマンさんでもありました。
しかも、その撮影場所も井草八幡宮。
結婚式を挙げていない私達夫婦にとって記念撮影をした想い出の場所。
色々なことが重なって不思議なご縁を感じます。
▲若いな、自分……。
七五三の撮影。
祈祷後は多分、彼の集中力がもたないだろうと読んで、最初に撮影をお願いしました。
はじめはご機嫌で撮影に応じていた息子。
小物の扇子が気に入ったご様子。
でも、やっぱりダメでした…。
撮影後半からぐずぐず…。
▲足袋も真っ黒。
井草八幡宮は、本殿での祈祷は撮影禁止なので、本殿の前でムネヒロさんとはお別れです。
その後は、もう大変。
本殿に入った途端、殿ご乱心…。
「お腹減った!」
「着物やだ、暑い、脱ぎたい!」
「もう帰りたい!」
袴から足を投げ出し、泣きわめく始末。
神様もさぞかしびっくりしたことでしょう。
水筒に入れてきたお茶を差し出しても、見向きもしません。
すると、後ろに座っていた方が、
そっと「どうぞ」と飴を差し出してくださいました。ありがたく頂戴し、飴を食べさせると少し落ち着きを取り戻した息子。
お陰で何とか、その場を切り抜けました。
本当にありがたかった。と同時に自分の準備の悪さを反省。ごめんね。
子供が飽きてしまうのは当然。
こういったセレモニーの時は、飴やラムネ、ボーロなど気が紛れるものを持参した方が良さそうです。
参拝後は、このとおりケロリ。
朝早くから、おつかれさま。
がんばったね、神様もみてくれてたと思うよ。
後日、ムネヒロさんからはステキな写真がたくさん届きました。
息子の喜怒哀楽がぎゅっと詰まった写真たち。家族で迎えた一つの節目。大切な瞬間を丁寧に、優しく切り取っていただきました。
色々なご家族の節目に立ち会えるのが幸せ、編集しながら写真を一枚一枚選ぶ時間は自分にとっても至福の時間とおっしゃるムネヒロさん。その人の大事な時間を残す、写真家さんのお仕事って尊いなと思いました。
ムネヒロさんの写真はこちらからご覧いただけます。ウェディングフォト、マタニティフォト、家族の日常フォト、プロフィール写真…、光りを優しく纏った写真が印象的です。この日も、木漏れ日や柔らかな日かげなどシーンごとに、色んな表情で撮ってくださいました。
MunehiroPhotography
ウェブサイトでも可愛らしくご紹介いただいています。
素敵な写真とともに、何年経ってもこの日のことを鮮明に思い出せそうです。
ムネヒロさん、ありがとうございます。
また家族の節目にお世話になります。
今日まで、元気に健やかに育ってくれた息子にも感謝。
これからも一緒に楽しく年を重ねて。