土鍋×電気コンロで美味しく玄米を炊く方法。
昨日、とても上手にごはんが炊けました。
それだけでなんだか嬉しくなる。
我が家は、電気コンロ×土鍋で玄米を炊いています。海外のキッチンは電気コンロが多いみたいですね。
タイに来て一年とちょっと。
じつは、ごはんを安定して美味しく炊けるようになるまで、とても時間がかかりました。
というのも、コンロが電気コンロなので、
肝心の火加減が分からないんです。
なので、ぼそぼそだったり、べちゃべちゃだったり、焦げ焦げだったり…毎回、炊き加減が変わってとにかくへこんでました。
でも、お米はほぼ毎日食べるものだし、
なんとか美味しく炊けるようになりたい!と思い、色んな料理サイトをみたり、友達がくれたアドバイスを参考にしたり、あれやこれや試行錯誤。
お米自体もタイで作られた白米や玄米、日本からの輸入米など、いろいろと試しました。
そして、なんとか「これかも!」と納得できる
ごはんが炊けるように。
もしかしたら、同じように電気コンロでの炊飯で悩んでいる人がいるかも知れないので(とくに海外はガスコンロよりも電気コンロが圧倒的に多いようです)、わたしがたどり着いた方法をお伝えしようと思います。
それぞれお使いの鍋(土鍋や圧力鍋)、電気コンロの火力、お米の品種によって、微調整が必要だとは思いますが、よかったら参考にしてみてください。
まず、はじめに。
我が家の基本スペックは以下です。
ちなみに我が家は、サイトウフーズさんでお取り扱いしている、こちらの玄米(ほぼ無農薬)をいただいています。
炊き方。
我が家では、毎回3合ずつ炊くので
その分量で記していきます。
また、夜の間に浸水させて朝炊くことが多いです。
①お米を計量する。
②お米をとぐ。
…お米の表面に傷がつくことで吸水しやすくなるので、気持ち強めに。これは山形のお米農家のお友達に教えてもらいました。
③自然塩を入れて、一晩浸水させる。
…とぎ終わったら、塩を小さじ1入れて、3合のお米に対して700mlの水を注ぐ。混ぜて自然塩を均等に溶かしたら一晩浸水させる(我が家は、大体12時間くらい)。
※もし、朝炊くなら前日の夜に、夜炊くなら朝のうちにといで浸水させるとよいと思います。
※比較的涼しいタイ乾季は、ふきんをしてキッチンにそのまま一晩置いてます。雨季以降は、やはり暑いので冷蔵庫で保管。保管場所、季節で若干吸水具合も違うように感じます。
④土鍋で米を炊く。
…翌朝、電気コンロでお米を炊いていく。
電気コンロは「大口」をチョイス。火は「強火」。最初は、沸騰するまで蓋をせず様子を見る。沸騰し始めて、お米が所々でぽこぽこ踊り出したら、火力を最弱へ。
ここから蓋をして15分炊飯する。15分経ったら、火を止めてコンロから移動させる(電気コンロは切った後も余熱が続くので)。一瞬、蓋を開けて中身を見て、水分が残っていなければ蓋を閉じ鍋敷もしくは火のついていないコンロに置いて10分蒸らす。
⚠️ガスコンロでいきなり強火にすると、土鍋が割れる可能性がありますが、その点で電気コンロは緩やかに火が強くなっていくので、今のところ我が家の土鍋も元気です。とはいえ、念のためご注意ください。
⑤できあがり
…蒸らし終えたら、お米をさっくりかき混ぜて完成です。
このあと、冷めたら一膳分を目安に小分けにラップをして冷凍庫で保存。食べる時にチンしていただきます。
最後に。
とにかくポイントは、
「水の量」
「浸水時間」
「電気コンロの火力」
「炊飯時の火力と時間」
です。
いつも食べているお米の特性も掴んであげるのも大事かもしれません。
あとはこれらを少しずつ微調整して自分流にカスタマイズしていけば、きっとふっくらぷちぷちの玄米が炊けると思います。参考になれば嬉しいです。
どうぞどうぞ美味しく炊けますように。
ちなみに圧力鍋×電気コンロの場合は、
「水の量を少なめに」がポイントです。