今回は時価総額ランキング第3位の「Tether(USDT)」=「テザー」について書かせていただきます。 Tether Limited社が運営する「ペッグ通貨」です。ペッグ通貨とは、別の通貨の価値と連動させることを目的とした通貨で、テザー(USDT)は米ドルに連動していることが特徴です。1ドル(USD)がおおよそ1USDTになるように固定されていることだ。発行したテザー(USDT)とTether Limited社が所持している米ドルを同量にすることで、価値が保たれる仕組みとな
前回までで、仮想通貨の代名詞と呼ばれるビットコインについてご説明させていただきました。 今回は、ビットコイン以外の仮想通貨=総称としてアルトコインについて解説していきたいと思います。 といったものの、アルトコインの種類は2,000種類以上もあるといわれているのでその中でも、代表格をピックアップしてまとめていきます^^; まずは、2021年6月現在時価総額2位のイーサリアム(ETH)についてです。イーサリアムは元々ブロックチェーンを使って、スマートコントラクトやDapps
2019年末まで続いた下降トレンドは、2020年になると上昇相場へ転換します。1月に1BTC=約75万円だった価格は、2月になる頃には約100万円まで高騰します。2020年3月11日にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」と発表すると、株や金など暗号資産以外の価格も急落しました。 コロナの影響が継続すると思われたのですが、各国政府による大規模な金融緩和策や5月12日に3回目の半減期を迎えることで1BTC約100万円まで
2018年になると、上り調子だった価格も下落していきます。要因は下記の通りとなります。 同年1月、Facebookが仮想通貨の広告掲載の禁止を発表すると、1BTC約110万円へ、続く3月もGoogleが仮想通貨の広告掲載の禁止を発表、1BTC約95万円へ、Twitterが仮想通貨の広告掲載の禁止を発表、約90万円まで下落します。上昇材料もなく12月には1BTC約30万円の価格となります。 このように価格の下落が続いてしまうと投資家目線で考えると難しいかと思いますが、下がる
前記させていただいた「改正資金決済法等」が2017年に施行されることにより、投資家保護やマネーロンダリングの犯罪防止や取引所に対して登録制が導入されました。これにより仮想通貨の整備が進み日本でも定着が進みます。 2017年8月にはビットコインから分岐したビットコインキャッシュ(=BCH)が誕生します。ビットコインの価格は1BTC約450,000円となります。 同年12月には、アメリカの先物取引所である「CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)」がビットコインの先物
2013年12月5日に、中国政府がビットコインの取引を禁止することを発表。このニュースを受けて、年間を通して続いてきたビットコインの成長は一旦ストップします。2014年に入るとMt.Goxが再びハッキング被害をうけて閉鎖、この影響により1BTC約90,000円が約18,000円まで下落する。 アメリカでは大手IT企業がBTC決済を採用することで、1BTC40,000円まで回復します。 その後も、2015年1月にBitstampがハッキング被害を受け、1BTC約32,000
2013年にビットコインに追い風が吹きます。年明け1BTCは約2,000円だった価格が12月に約12万円となります! 1年間という短期間で60倍に高騰した理由はいくつかあります。 その一つが3月に起きたキプロス危機が挙げられます。ユーロなどの法定通貨に対する信用が低下したため、避難通貨としてビットコインに人気が集まりました。この時は1BTC約4,500円となりました。 10月には、中国の検索サイトがBTC決済を採用したことで1BTC約15,000円まで値上がりしました。
仮想通貨初心者や全く投資をしたことがない方でも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?今回は『ブロックチェーン技術』について、触れていきたいと思います。 あまり細かい専門知識ではなく、わかりやすく概要だけまとめましたのでサクッとご覧くださいませ☆ 一般社団法人日本ブロックチェーン協会によれば、ブロックチェーンとは「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデ
以前にも少し説明しましたがマイニングについて記述します! マイニングとは新たな『ブロック』を作り出し、その報酬として仮想通貨を手に入れることです。鉱山から宝を探し当てるほど困難なことから、一般的には、「採掘」=「マイニング」という名前で定着しています。*『ブロック』については次回、『ブロックチェーン』で詳しく説明しますね。 マイニングの役割は「仮想通貨の新規発行」と「取引の承認」です。 仮想通貨の新規発行とは、トランザクションを含んだブロックを生成する作業です。トランザ
半減期とはマイニング報酬が半分になる時期のことを指します。 ビットコインの当初のマイニング報酬は、1ブロック生成するごとに「50BTC」でした。それが1回目(2012年)の半減期で25BTCになり、2回目(2016年の半減期)で12.5BTCになり、現在は12.5BTCなのです。 2020年5月に予想されている3回目の半減期を過ぎると、マイニング報酬は6.25BTCとなります。 4回目の半減期ではさらに半分…と、これを繰り返し、33回目の半減期(約120年後)を迎えると
1番はじめにつけられたBTCの価格は*マイニングにかかる電気代から算出されたといわれています。この記事では、注目度に比例して上がる価格について記述してゆきます! *マイニングとは、金の採掘から準えて出来た言葉。ここでは新しいBTCを採掘することを指します。 2010年7月に『Mt.Gox』サービス開始することで1BTCは約7円となりました。知られることで需要が増えて、金額が上昇するのですね~! 2011年に入ると更に注目されるようになります。2011年3月にMt.Gox
みなさんは仮想通貨と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか? 仮想通貨の代名詞とも呼ばれる「ビットコイン(=BTC)」 これはいつ?どこで?誕生したのか? 遡ること2008年10月に『中本哲史』と名乗るものがインターネット上に投稿した論文によって提唱されました。 翌年、2009年10月にビットコインの最初の取引が行われています。 この時の価格が約0.07円と今では考えられない価格でした。 2010年5月にはフロリダのプログラマーがピザ2枚を1万BTCで購入した