冷静さと視野の広さを持つ
おはようございます👮
今日は「冷静さと視野の広さを持つ」ということについて話します。
先に結論ですが、「警察官はけっこう高い情報処理能力を求められますよ」という話です。
警察官には交番や駐在所、パトカー勤務の他に生活安全課や交通課、刑事課などで勤務する機会があります。
これらを「内勤(昔の呼び方のなごりです)」と呼ぶのですが、内勤になると当直勤務があります。
当直というのは、警察署や警察本部で夕方から次の日の朝まで勤務につくものです。
この当直という勤務が、結構大変。
①事件や事故の通報を受ける
②どの警察官を向かわせるか指示する
③現場の警察官からの報告を受ける
④事件や事故の対応結果を紙に書いたり、データとして登録する
⑤庁舎に来た人の対応をする
⑥悩み相談や落とし物の届出も受ける
⑦道案内もしたりする
⑧合間で庁舎の警戒もする
サラッと思い返すだけでもこれくらいやることがあります。
事件事故の通報は、こちらでコントロールできるものではないので、立て込むときは不思議とバタバタ入ってきます。
つまり、当直勤務についていると、
・机の上にある電話
・無線機(1種類ではなく、何種類かある)
・通報を取りまとめる端末(パソコン)
・庁舎を出入りする人
のそれぞれに気を配り、飛び交う情報を整理して片付けていかなければなりません。
この仕事は、まるで空港の管制塔のようなイメージ(実際は、出入りする一般人の応対もあるのでそれ以上)の慌ただしさがあります。
しかし、だからこそ常に冷静でいるように心がけ、周りに注意を配り、それぞれの仕事に漏れのないように振る舞う必要があります。
これをやるには、相当な情報処理能力が求められるのは言うまでもありません。
ぜひ、警察官になってこの慌ただしさを経験してみてください。
パニックにならず、イライラも出さずに仕事をこなしていくのは面白くもあり、やりがいも感じられますよ。
だからこそ警察官になる前から、大きな物事に慌てない心や、周りの人や物の動きといった情報を整理できるように意識してみてくださいね。
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