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Zipper休刊に関して元雑誌編集者が思うこと

朝に流れてきたニュース。

『KERA』『CUTiE』に続き、ついに原宿系ファッション雑誌が全滅しました。世間でも雑誌の時代じゃないなんて言われてますが、メディアを変えて原宿系ファッションも世に出るだろうなと思います。

ただ僕は雑誌が売れてた世代の人間なんだけど、その世代だと雑誌でファッションを勉強するっていうのが当たり前のことで、今の子達はインスタやWEARなんかのアプリでファッションを見るんだと思うんだけど、本を読み込んだりする勉強とはまた違ってくるんだろうなと思う。まあ違うってだけでそれが悪いことではないと思うけど。

これから雑誌業界はどうなっていくかっていう予想だけど、出版社から雑誌が発行されていく時代がどんどん終わっていくと思う。出版社って簡単にいうと情報を印刷して売る会社だと思うんだけど、もうそれだけじゃ成り立たない。なので、お金だけじゃないメリットがある会社が雑誌を発行していく時代になると思う。わかりやすくいうと、ファッション雑誌であればアパレル会社、食雑誌であれば食の会社、旅行雑誌であれば旅行会社etc。

自分の働いているWEGOというアパレル会社の毎月出しているカタログなんてほとんど雑誌クオリティーで、WEGOで扱っている服意外の若者カルチャーの情報がたっぷりと掲載されている。

休刊した『CHOKi CHOKi』は美容専門学校のベルエポック美容専門学校から今は不定期で発行されてる。

どんどんこういう出版のあり方になってくると思う。

世の中なんでもそうで、必要とされるものであれば続くし、必要がなければなくなる。だからこの雑誌が休刊していく流れに対して、元雑誌編集者であった僕自身特に何も感想がないなぁ。

PS やっぱり体調が悪い!頭がぼ~っとする。お酒控えねば。

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