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バズらせるための商品デザインについての考察
最近、気になったのが、えとみほさんのこのツイート。
僕の立場(インフルエンサー事務所)でいうと企業から、このSNSで拡散してほしいっていう依頼が来るんだけど、プロダクトがどのSNSで拡散するかに向いているかぐらいは、こっちで決めさせてほしいなぁっていうのがあるんだけど、えとみほさんが言うようにプロダクトがバズりやすいものかどうかっていうのがある。
そういう目線でいうと、そもそもSNSで拡散することを目的に作られたプロダクトってどんなものだろう?って考えてみました。
インスタ映えスポットとかもそうなんだけど、あからさまに企業側が「インスタに映えるっしょ?」って主張してきているものは、そこに乗っかるインスタグラマーな人は少数だと思ってて、だいたい良い意味でバズってるのって企業側がバズ施策の余白を残したものだと思う。
そういう意味で「午後の紅茶×Pocky」のパッケージデザイン。
2つの商品を組み合わせることで、一枚の絵が完成するし、組合せ次第でいろんな絵に変化する。こういった消費者に遊びの部分をゆだねるくらいのほうが押し付けがましくなくていいのかなと。
『シェアしたがる心理』の著者・天野彬さんが『SNSで自走するデザイン』というキーワードでそこをうまく語ってました。
バズらせるためには、『匂わせ』程度のデザイン力が必要なのだと一人納得しました。