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2024年を振り返って
2024年も気づけば年末。今年もいろいろあったなぁというのと2025年は何をやっていくかを決意表明とともに自分の中でも整理していきたい。
ひと言でいうならば、今年は数字に向き合った1年だった。どれだけの売り上げをあげて、どれだけの利益をうめるか。柄にもなく数字に向き合った。それなりの成果は上げられたと思う。たぶんタレントマネージメントの1個人としてはそこそこの成果を上げられる人間になれたと思う。
具体的に言うと自社イベントの開催。ToC向けのビジネスは売上の予想がしやすいので予算達成のためには組み込みやすい。そして普通は制作会社に委託してマージンをもらうビジネスモデルから、自社で制作をして、お手伝いとして制作会社に依頼する。そうすることで利益構造が全然変わった。ただしめちゃくちゃ大変だった。もうこれ以上働くのは無理だなってくらい、仕事に、まさに仕事に没頭した。
今までは仕事とか思ったこともなく、ただ仲間とワイワイしてたらなんとかやってこれたというラッキーマン以外何ものでもなかったけど、2024年は仕事としてガッツリ向き合ったと思う。でもその分、腕力は上がったけど、脳みその部分ではなくなっていったものがたくさんあったし、1個人として腕力をあげたとしても結局このくらいかぁっていうのは身に染みた。
あとトラブルで9月から11月までの2カ月、現場マネージャーをやる期間があった。それが明確な転機で、これじゃダメだと思った。
そこからスタッフを増やして、スタッフの大切さというか、組織をつくることの重要さが身に染みて感じた。あと現場稼働が増えるにつれて減っていくのは、時間だけではなく夢の数と大きさだとわかった。
12月から手帳を付け始めたのと、このPODCASTをやるようになってアウトプットする場所を見つけた。そうすることで何をインプットしなきゃいけないか、インプットが増えることで自分がどこに向かうかが明確になった。
組織をつくるうえで、自分のポジションで求められるのは、夢の数と規模。そしてキャスティング能力。キャスティング能力はそれがタレントでもスタッフでも一緒で、自分は世間が知らない情報、ムーブメントとどれだけつながっているか、そこが問われることがわかってきた。
結局1周して昔に戻ったみたいだ。WEGOで働いていた時、数字のことを気にせずにとにかく熱狂の渦の中にいて、そのエネルギーをWEGOというブランド、そしてオフラインの店舗にミックスさせた。そうすることでWEGOの売上が爆発的に伸びた。伸びた要因はいろいろあるだろうけど、明確に自分のやってたプロジェクトの割合が多いのは明白だと思う。
1周して同じ役割に戻ったけど、1周した分、できることも増えた。だから腕力がついたうえで、2025年は熱狂を見つけようと思う。いくつもの熱狂を見つけてそれをケテルという会社を通してどこかとミックスさせよう。ミックスさせる場所はWEGOのときと違って、選択は無限だ。
あとは僕が得意というか、誰も知らない情報やつながりができるのは結局はSNSなんだなぁと実感した。SNSがすべての基本。だからSNSの最新トレンド、隅っこの情報、ど真ん中の情報。これはベースとして知っていなければいけない。2025年はまずは身近な人たちから勉強会は毎週なのか毎月なのかわからないけど、定例でやっていこうと思う。2025年が楽しみ。
いくつかの会社の課題はある。課題は明確に書き出して、スタッフにやってもらう。僕は夢と熱狂を見つけて飛び込む。ケテルを通してどうミックスさせるかは、スタッフに任せる。これが2025年の抱負だ。
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