ひとり暮らしの君に

大学1年生となった娘、9月25日の入寮からの4日目。 構内には学食はなく、カフェがいくつか点在していたり、コンビニサイズのスーパーもあるらしいのです。 でも寮生活を送る学生は基本自炊だそうで、共用のキッチンも広々として使いやすそうです。 上の息子の大学は学食はあっても例のコロナ禍、支給のランチboxを時間指定で学食に取りに行き、寮の自室で食べて、オンライン授業をこなすといったような可哀想な大学2年目もあって、3年目からは外部に部屋を借り構内を脱出。 大学によっていろいろな

なかなか続かないぞ、コツコツ音読トレーニング

およそ3年前、こんな過去記事の下書きが…。 ------ 秋からは新学期。 IBカリキュラム開始を前に、課外活動やその他取り組み項目はどうしようか？という話になり、アート系で楽器かデッサンを集中してやる、新たな言語を勉強する、ドイツ国内の大学進学にも備えドイツ語Cレベルを目指す…などなど、受験生らしい取り組みのアイデアを聞く機会が多くなってきました。 それに便乗して母のドイツ語音読トレーニングに付き合ってくれるよう頼んだら「いいけど」と引き受けてくれたはずなのに…。 ---

何かの始まり

2023年9月、長いこと住んだドイツを離れ、本帰国しました。 「住み慣れた」と書けないのは我ながら情けないけれど、第2の故郷と言えるほどの思い入れを持てたかと言えば自信がないです。特に近年はドイツ的な物がどんどん形を変えて行っているような気がしていました。 子供たちもそれぞれ大学のある街に移り子育てもひと段落。 今度こそ30年以上離れて暮らしてきた両親との生活の始まりです。 田舎なので朝は鶯やらカッコウやら、季節に合わせて鳴いてくれるし、雉も庭を横切ります。昼は蝉がうるさ

『Coda コーダ あいのうた』

この週末「受験勉強中も息抜きは必要だよね。」と夫の一言。 娘含め家族3人で『Coda』観ました。 オリジナルのフランス映画『Yell エール』が大好きで何回か観ていたので、どんなリメイクなのかな、の興味もあったのです。 さらに主人公の相手役がフェルディア・ウォルシュ=ピーロとは最初気づかず、どこかで観たぞ…の後、デビュー作が『シング・ストレート 未来へのうた』と分かり、さらに好感度アップ。 この作品もお気に入りだったこともあり、彼の成長を含め、作品全体を楽しめました。80年代

『大人の友情』再読

河合隼雄先生が逝かれてからずいぶん経つ。 最初の子育てのつまずきで１冊を手に取ってから、2冊になり、3冊に増え、蔵書に占めるテーマも子育ての域を越える著作が主流になった。 人は読書で救われる。やはり救われる。

More haste, less speed. 今週から学校は3週間のイースター休暇。 娘が最終決戦IBの受験勉強に励んでいる。 積み上げて行くしかない作業、必死になれるのは今しかないよ。 時々息抜きしてね😊

書く人、雑誌、新聞社が出てくる好きな映画

相当ざっくりな覚え書き。断捨離中に見つけた名作タイトルなど、追加で更新予定です。 恋愛小説家 ワンダーボーイズ(小説家) ラブアクチュアリー(小説家) トスカーナの休日(作家) 恋愛適齢期(脚本家) ホリデイ(記者、雑誌編集者) プラダを着た悪魔(雑誌編集者) アバウト・タイム愛おしい時間について(校正者) 小説家を見つけたら LIFE！(雑誌写真ネガ現像管理) スポットライト　世紀のスクープ(新聞記者)

医療、命、医師が出てくる好きな映画

相当ざっくりな覚え書き。断捨離中に見つけた名作タイトルなど、追加で更新予定です。 The Doctor(William Hurt) イッツ・カインド・オブ・ア・ファニー・ストーリー 最高の二人 最高の人生の見つけ方 ぼくとアールと彼女のさよなら グッド・ナイト・ムーン 世界一キライなあなたに マイ・ベスト・フレンド グッド・ウィル・ハンティング レナードの朝 イン・ハー・シューズ

好きな映画-導いてくれる人に会いに行く

育児もやや落ち着き、それでも時々迷ったり、悩んだりもする50代。 作品を初めて観たあの頃の新鮮な気持ちや感動を思い出したい。 今は亡き名優の演技や声にふれたい。 そのための覚え書き。 思い出すたびに更新予定です。 ジャッジ　The Judge(ロバート・ダウニー・Jr) Scent of a woman(アル・パチーノ) グッド・ウィル・ハンティング(ロビン・ウィリアムズ) Wonder Boys (マイケル・ダグラス　挿入歌Bob Dylan) 小説家を見つけたら

バジルがほのかに香る、カリカリ桃のシロップ煮

娘の学校も3月半ばから閉鎖となり、オンライン授業に移行し4ヶ月。そのままメリハリのない夏休みに。 感染拡大がコントロールで落ち着いた6月、2週間の職場体験は受け入れ企業の好意で予定通り行われたものの、7月学期末の課外活動も中止、5、6月に受けるはずだったIGCSEのテストもなくなり別に準備された評価に変更。夏休みに入った娘はなんとなく宙ぶらりんな状態のまま。 そんなある日、スーパーで黄桃だと思って買ったら白桃でした。今回は実がカリカリと固くかつ甘かったので、レモンで酸味を

懐かしの絵本覚え書き

子ども達に読み聞かせながら自分が眠りについていた懐かしいトホホな日々。 二人に覚えていてほしい思い出してほしいタイトルの覚え書き。 読書メモなど見つける度に更新していきます。 チビねずくんのながーいよる チビねずくんのあつーいいちにち チビねずくんのクリスマス ダイアナ・ヘンドリー作　ジェーン・チャップマン絵　くぼしまりお訳 ぼく、もうなかないよ サイモン・パトック作　アリソン・バートレット絵 十二支のはじまり 岩崎京子・文　二俣英五郎・画 ドアがあいて… エルンスト

読書は導いてくれる人に出会う旅

今日は午後から映画を観ながら洗濯物をたたんでいた。いつもの事だけれど、どちらがメインの作業かかなり微妙だ。 『小説家を見つけたら-Finding Forrester』はショーン・コネリー主演の名作。高い評価を受けた処女作だけを残して第一線から姿を消した小説家と彼に導かれる少年の物語。後半のシーン、気持ちがスカッと晴れる爽快感が好きで、繰り返してよく観る作品の一つ。 洗濯物をたたみ終えリビングに行くと、在宅ワーク休憩中の夫が「滋比古先生亡くなったね、日経に載ってたよ」と声を