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仕事をやめて、今から始める理想の暮らし

時間に余裕があったらアレをやりたい。
お金に余裕ができたらソレもやってみたい。
心にもっと余裕があるなら、コレもやってみてるのに。

2022年のGW、私はふと考えだした。
「本当にやりたいことってなんだろう。」

本当にやりたいこと

私は今、自身の学生時代以上に時間にも心にも余裕がある状況下にある。
お金に関してもまあ、少しの間は気にせずともそれなりの生活はできそうで。

ここ3ヶ月程は気の向くままに過ごし、ゆったりまったり人生プランについて考えていたつもりだったけれど、それはあくまでも「次に就く仕事」に関して考えていただけで。
どう生きたいか、なにをしたいか、どんな朝を迎えてどんな食事をしてどんな夜を過ごすのか、理想の暮らしとはなんなのか、そんなことまで想像を巡らせていなかったことに気が付いた。

否、想像を巡らせたところで、机上の空論だとでも思っていたのかもしれない。


理想の暮らし

私の理想の一日はこうだ。

朝5時、まだ世界が穏やかな時間に起きて、豆から挽いたコーヒーで朝の一杯を静かに楽しむ。落ち着いたJazzと共に目覚めの一杯。

朝食前、近くの緑がきれいな場所を散歩する。毎日歩いていると、毎度すれちがうワンちゃんを連れたご近所さんに「おはようございます」と挨拶される。段々おしゃべりもするようになる。

朝ごはんは自家製の手作りパン。もちもちのパンに自家製ジャムを塗って、某夢の国のパレード曲を聴きながらこれから始まる一日をお出迎え。

洗濯物を回す間はお気に入りの空間で読書。木の温かみを感じる、テーブルとイスと本棚だけの秘密基地。屋根裏部屋とかいいかもしれない。

お昼は近くのカフェまでお散歩して、ランチを楽しむ。
なじみの店員さんに「今度新しいスイーツ出そうと考えてるんですけど、食べられませんか?」なんて言われたりする。

午後はコーヒー片手に執筆作業。
書くことを生業にする。これもやってみたかったこと。

夜はワインを飲みながらシアタールームで映画鑑賞。
たまには音楽仲間と集まって、耳をすませばのごとく、急なセッションが始まる日があってもいい。

夜10時、ベッドに入る。
一日の充実具合にすぐに眠りにつく。
寝心地のいいお布団で、朝までゆっくりおやすみなさい。

毎日のルーティーンはそんなんだけど、ミュージカルを見に行く日だってあるし、コーヒーの代わりにお抹茶を点てる日もほしい。美術館に行く日もあれば、ピアノを弾く日もあっていい。

夏には自分の作ったアイスクリームでティータイムをしたいし、冬はクリスマスツリーの飾りつけを存分に楽しみたい。

以上が、今の私が思う、理想の暮らし。


やってみたこと

まずは手始めに、自宅で一番居心地のいい場所で本を1冊読み切った。
久しぶりに買った紙の本は、どこか温かみがあった。

別の日にはまだ行ったことのないカフェに初めて足を踏み入れて、ランチとコーヒーを楽しんだ。味はもちろん、内装やBGMも好みのお店が見つかるととても嬉しい気持ちになる。

そして今日。
文字を書いてみた。
正直、これをどう仕事につなげていくのかはっきりとは見えていない。
ただ、自分の思いを文章にするのも、それを読み返すのも好きだ。
書いているこの時間が心地いい。
だから、書いてみる。


理想の暮らしを少しずつ。

次はコーヒー豆を挽く”ミル”を、無数の段ボールから探す旅から始めよう。


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