美化されない思い出。〜3時12分の走り書き〜
こんばんは。
数あるnoteの中から私の記事を見にきてくださりありがとうございます。
今回はただの思いつきの走り書きです。
早く寝たいので走り書きという予防線を張らせてもらいました。
今日はキャスで昔好きだった人の話をした。
一緒にいるたびに気持ちは風船のように膨れ上がる。
しかし、一緒にいるたびにその気持ちは風船のように萎んでいく。
あの人は多分僕と「そういう関係」になりたくない。
相手からの気持ちが僕に突き刺さる。
それでも、そんな僕と一緒に遊んで、ご飯に行って、長い時間を過ごしてくれていた。
離れ離れになる最後の日も、いつまで経っても「好き」だけは伝えることができず
月並みな感謝だけが口から出ていた。
そして、最後の最後になって口を衝いて出た言葉は、
「なんでこんな僕と一緒にいてくれたんですか?」
僕は何を言っているんだ?
そう思った。
こんなことが言いたかったのだろうか?
こんなことを言っても、なにも変わらないのに。
こんなことを聞きたかったんだろうか?
こんなことを聞いても、返ってくる言葉は変わらないのに。
僕はあなたとどうなりたかったんだろう?
僕があなたとどうなることなんてないって、出会った時から、仲良くなってから、あなたと過ごしている間ずっと、
ずっと分かっていたのに。
自分でも意図がわかっていないその言葉に、あなたは少し困ったような顔をした後、月並みな言葉を返してきた。
「思い出は美化される」
そんな言葉をよく耳にする。
しかし、あくまで美化される範囲はその結果に基づく。
どれだけ思い出が美化されようとも、結果まで美化されることはない。
皮肉にも私が1番に美化して欲しかった部分は、これまでもこれからも美化されることはないのだ。
しかし、この思い出は私にとって「良い」思い出であり、思い返しても甘酸っぱく楽しく「美しい」思い出だと思う。
だからこそ過去を振り返って懐かしみ、昔の自分の気持ちを思い出して微笑ましくなる。
それでも、この思い出がこれ以上「美化」されることはない。
その現実に胸が締め付けられる。
そんなやり場のない気持ちと明日を迎えたくない気持ちから、3時12分に走り書きで筆を取ることにした。
今日はあの人が夢に出てくる気がする。
今日はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
また更新しますので、その時はどうぞよしなに。