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あなたが変わっただけじゃね?

時々見かけるんですが、相手の変化に納得できない人っていません?いい歳した大人が「あいつは変わってしまった。昔はあんな奴じゃなかったのに…。」と、ウジウジと不満ばかり。

それって本当に相手だけに原因があるんでしょうかね。

変化はあなたが起こしてるかもしれない

誰でも生きていれば環境も変わるし、歳も取るし、出会う人たちとの関わりの中で考え方も変わります。

相手がどう変わろうと、誰と交遊関係があろうと、移り行く日々の中でそれは仕方ないことなんですよね。

極端な話、数年経てば出会った頃の細胞なんてひとつも残ってないわけですし。

そんな風に相手を責める前に一度自分の態度を見直してみた方がいいかもしれません。

もしかしたら相手の変化は自分が起こしたものかもしれないですからね。

相手は自分をうつす鏡?

よく「相手は自分のことをうつす鏡」と言われますし、それは間違いないと思います。

たしかに自分が相手を嫌えば、相手もそれを感じ取り自分のことを嫌いになったりします。これは誰もが経験していると思います。

ほかには、今までかけていた言葉をかけなくなったとか、細やかな心遣いがなくなったとか、自分では些細なことだと思っているものや、無意識にとっている態度が相手に変化を起こしているんですね。

人間の直感はかなり精度が高いので侮ったら痛い目をみますよ?

「あなたとわたし」

ただそれよりも「相手との関係性が変わる」ことが一番の問題なんですよね。

相手にとって自分は何者なのか。この観点がゴッソリ抜けている人をよく見かけます。

生きてる以上必ず多くの人と関わることになりますが、それぞれに役割や関係性ってありますよね?

親子だったり、恋人だったり、上司だったり、部下だったり、憧れの人だったり、フォロワーさんだったり、先生だったり、生徒だったり。

1人何役あるの?って、人との関わりの数だけ役があって、それを演じるわけですよ僕たちは。

何役あっても1対1

ただ、関わる相手の数だけ役割があったとしても、「あなたとわたし」は1対1なわけで。

相手に多少の変化があっても、2人の関係性を良好に保つには、お互いの変化を認めあえるかどうかではないでしょうか。

それに順応できないから女々しくて醜い人間になってしまうし、それが原因で相手は嫌気がさしてしまうんですよね。

相手の変化を受け入れることができない器の小ささが露呈しただけなんじゃないの?って話です。

逆恨みするなんてもってのほか。

そうやって信頼関係が途切れてしまうから関係性がひっくり返ったりするわけです。

追われる側が追う側になったら醜いですよね。(まさに女々しくて。)

これって、すべて『自分が』なんですよ。自分にベクトルが向いてる状態なんです。自分がかわいいから相手の変化が許せないんです。

自分の思い描く理想のままでいてほしいんでしょうね…。

相手のことを本当に大切に想っているなら、自分の振る舞いを見直して、相手にとって心地良いあなたになればいいだけなのに。

それでも修復できない関係なら、そのご縁の役目が終わっただけなので、これまでの関わりに感謝してお互いに新しい道を歩いて行けばいいんです。

この世に意味のないできごとは起こらないですからね。




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