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能登半島地震の宅地被害の復旧制度が必要となるはずだけど誰も知らない問題

みなさんお疲れ様です。
熊本地震の復旧業務の経験がある小松です。

2024年元旦は能登半島の地震が発生、SNS上の被害状況の写真や動画からすると熊本地震と似ています。
熊本地震と違って津波と発生が昼間で冬の期間ということです。
地震の被害状況は徐々にこれから明らかになると思いますが、震度7クラスの地震は過去にほとんどない大地震なので道路や家屋など社会インフラが相当の被害を受けているはずです。

今後は、役所の土木公務員は公共施設の復旧のため多忙な時間を過ごすことになると思います。
平成28年熊本地震を経験した私からすると自分の身体と相談しながら仕事をしてほしいです。とくに使命感、責任感が強い方は要注意で熊本地震でもそういう方に仕事が集中してパンクした人を何人もみました。

地震の復旧・復興業務は一日や一週間で終わらない長期間にわたる仕事になります。
さらに自分自身も被災者でありながら家庭のことは十分にフォローができないなかで住民と接触する業務が続きます。
周囲で頑張っている人をみてついつい自分も頑張ってしまいがちです。
表現は少し適切ではありませんが、適度に手を抜くことも必要で自分と折り合いをつけないと自分自身がパンクします。

能登半島地震の復旧業務に従事するみなさん、寒い中での慣れない仕事がストレスになると思うのでくれぐれもご自愛ください。

今日は、私が熊本地震で経験した被災宅地復旧業務についてツラツラ書いていきます。



能登半島地震でも熊本地震と同様の被災宅地問題

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