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大きな想像の翼が君を広い世界へ連れていってくれる

久しぶりに自分の時間がとれやすくなった。
そのおかげもあってnoteにも来れることが増えた。

大きな理由の1つは1年ちょっとの間不登校だった我が子が転校したこと。

学校に行き始めたことでいろいろとまた大変なことも起こってはいるのだけれど、それについても追々書いていけたらと思う。

今日はうちの子が好きな遊びをいくつか書いてみたい。

名前は特にないのだけれど、「もしも○○だったら」シリーズとも呼べるだろうか。

例えば「もしもあなたが好きな家を持てるとしたらどんな家がいい?」というお題を元に、予算などなんの限界も作らずに、ひたすら自分の夢を描いて語る遊びだ。子どもも自分も住みたい家を想像して遊ぶ。

うちの子はこの想像遊びが好きだ。
一軒家なのかマンションなのか。それはどんな場所にあって、部屋はいくつでと具体的に描いて語り合う。

ちなみに時間が経ってから同じお題をすると、また本人が日常から吸収した学びを元に、この答えもバージョンがアップしていたりする。

最初はあまりたくさん浮かばなくても、親の答えなども聞きながら答え方も覚えていくからおもしろい。

海の近くがいいんだ。とか動物を飼いたいから庭は広い一軒家がいい。とか楽しそうに語る。

なかなか新しい質問を考えるのは難しい時もあるのだけれど、
「好きな服をデザインできるならどんなの作る?」
「好きな学校作っていいとしたら?」
「自分が総理大臣になったらどんな法律作る?」
「自分が図書館を作れるならどんなやつ?」
「駅を作れるとしたら?」

などなどやったりしてみた。

想像をする時間はとても楽しいし、お互いに心の栄養にもなっている気がしている。子どもがどんなこと考えているのかと意外な一面が見えて発見もあったり。助かるのは、時間が経ってくれること。何かの待ち時間など。

大きくなった時にこの想像力が自分の人生の力になってくれそうな期待もある。

想像の翼をどんどん大きくしていって君の世界が広がっていってくれたら母は嬉しい。

今は主に子どもがお風呂に入っている時にやっている。リラックスするのかお風呂でよくいろんな話をする子なので、さっさと出て早く寝てほしいけれど、大切な時間ということにしている。

実はこの遊びが生まれたのは車の中だった。

我が家は今時めずらしく車にカーナビを付けていない。

これは夫のこだわりでそうしているのだけれど(理由は私もうまく説明できないので書かない)子どもがDVDなどを車で見られた方が、ドライブはスムーズだろうなぁと正直思う。

長時間ドライブは子どもにとっても退屈だろう。

自分にも覚えがある。

車中でヒマが嫌いな子どもの相手をするのは正直しんどい。

夫に任せっぱなしな時も多い私。

4歳くらい?から、しりとり、ある数クイズ、いろいろとやってきた。子どもは飽きないのでほんとめんどくさくなるけれど…

まだ車中での会話が楽しめない幼い頃はほんとなんやかんやと相手をするのにがんばったと思う。(勝手に自分に賞状をやりたいくらいだ。どげぇ言っても一番の功労者は夫で、私は銅賞くらいだが…)

しりとりはその時その時にどのくらい語彙力が身に付いているかもわかるし、子どももいろんな言葉を覚えていくのに役だった。(退屈で面倒だけど)

ある数クイズは小学校を上がる前に算数の感覚を養うのに役立った。うちの子は数に興味をもつ方だったのでこれは相性が良かったと思う。

1+1=2などの計算式は入学するまで教えなかった。「4より3大きい数は?」や「10より7小さい数は?」など数の感覚を身につけていく。だんだん10の合成、分解になる問題を出すようにしたり、かけ算、わり算の概念もわかるようになった。(本人が好きだったからだと思う)

でも学校で習ってるわけではないから5×3とか言っても解けない。「5が3つで全部でいくつ?」という考え方を一緒にやった。親ばかだけれど、約数も答えられるようになったのには驚いた。「12はどれとどれで割れる?」と聞くと答えられる。でも12÷3は答えられないし、「約数」が何なのかはわかっていない。

車のナンバープレートクイズ
だんだんある数クイズの問題を考えるのがめんどくさくなったので、見かける車のナンバープレートのナンバーを使って問題を出したりもした。そうしていたら本人が食いついたのはプレートに書いている「地名」。興味津々で書けないのに読むようになった。

不登校対応の教室では、年上のお姉ちゃんたちに古今東西都道府県ゲーム的によく遊んでもらって、場所はわからないのに、都道府県名を覚えていった。(先生やお姉ちゃんたちには感謝しかない)

そして現在小学3年生の我が子のお気に入りの本の1つが
蔭山英男先生監修の「辞書びきえほんシリーズ~日本地図~」(ひかりのくに(株))

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各都道府県の名産・名所などがわかりやすく地図に描かれている。

問題を出す方が好きなうちの子は「○○が有名なのは?どこでしょう?」と私に問題を出し私が答えるというなんとも私の忍耐力も鍛えられる遊びになっている。

でも私は社会の教養がほんとアンポンチンなので、己のためにもなっていると言い聞かせながら頑張っている。

一人で読んでくれねぇかな~と思うけれど、とにかく幼い頃から一人遊びより誰かと遊びたがるタイプなので運命を受け入れる努力をしている。

繰り返しになるが、振り返れば、車の中での時間ほんといろいろと頑張ってきたなぁと自画自賛したくなる。

こんなこともいつか「そんなこともあったよなぁ」と思うようになるくらい、子どもも大きくなっていくのだろう。

あんなに「お母さん、お母さん」とうっとうしいくらい何度も呼ばれていたことの幸せの見え方が変わる時が来るのかもしれない。

~最後に~
「私、頑張ったよ!」って書いちゃったけれど、私はできない時(気分の時)はばっさり断るので、本当は主語は「私」というより「私の夫」と書いた方がいいかもしれないくらい、マメに子どもの相手をしてくれている夫に感謝したいと思う。



~これは余分だけど最後に~
自分でも意外なのですが、最近またちょくちょく投稿するようになりました。でも書きたいことが浮かばない時はほんとパッタリと浮かばなくなるので、またいずれ途切れたりすると思いますが、まぁ「あぁまた旅から戻ってきたか、こん人。」と思っていただけたらありがたいです。(はい。勝手です)