冬ピリカグランプリ|作品紹介
こんにちは。毎日和む1分小説を書く小牧です。
冬ピリカグランプリへのご応募期間が終わり、
結果の発表は1/15(土)予定となっております。
発表の前に、ご応募いただいた方々への
感謝の気持ちを込めまして、皆様の小説を
ここに改めてご紹介させていただきます。
赤提灯
本当に自分に素直に生きているだろうか
妹の懐中電灯
今年は、いい一年に
灯台のような
動いては生きていることを示し
ランタンは心臓
生きてても泣けよ
結婚祝い
選べばいいのよ、自分が。いつだってね
妻のバースデーディナー
うっとりと炎を見つめる
火の鳥
弱き者に笑顔を
MOONLIGHTに照らされて
月の冷ややかな明かりに
えくぼとオキザリス
そのへこみはまるで不完全な僕を
死んでもいいくらい幸せ
生と死の間にたいした距離なんてない
+ドライバーの日
最後に回したいネジを回す日
簡単なこと
約束したからな
Power outage
それとも
君は僕のあかり
今ここにいる
手渡す灯り
人の心をあたためる
その灯りはピンク
この人生から降りたいと思うほど不幸ではない
かまくらの明かり
頼りない明かりだと思っていた
あーちゃんのサンタさん
昨日の灯りの中のママの背中も
おじさんのくれたマッチ
自分の闇にまっすぐ向かってきてくれる
いつも突然
誰かが待っていてくれる
灯作
絶望に寄り添い
朧月夜
私の魅力は夜
約束のバースデーケーキ
嫌でもその日は来るんだよな
でたらぬ
あったかいってのは、灯りのようなもの
夜にイチョウ
言葉で表すべきではないと思った
灯りのあかりちゃん
今はなんだか光りたい
この世界の温度
あなたと同じ温もり
町の明かり
想像をあたたかく
原稿用紙を一行ずつ破って燃やす話
文章に命を
天岩戸の伝説
笑ってればええんや
ホタル
新しい命を山に植える
灯し屋と恋人
今年の星くずは質がいいんだ
明かりの灯る森
自分たちの居場所にまた明かりを
心の中の灯が消えてしまったのはあの子が生まれたから
無意識に姉になる
あの日こころに、ともった灯り。
鹿のような瞳の奥に
夏の終わりごろに
やけくそで暗闇に叫ぶ
窓明かりのパレット
楽しいよりも、優しい明かり
ちいさなこと
生きるとは
アライグマのアライスギ君
言わなきゃ伝わらないんだよ
叶えられなかった<お願い>
部屋を明るくして、離れて見てね
初詣
おまえは変じゃない
冬燈し遠い昔の銀座線
消灯は恋の消滅とも思えたが
切り取り線と糊代の相性
君の切り取り線を見ていると
遠い記憶の明かり
ウィスキーの炎を一緒に眺めた
99回の好きと2回目のプロポーズ
映画を観ていると、あの頃の私達が
北風とお月さま
寒さも悪くないね
琴線に触れる
今を大切に
無題
世の中に「明かり」が灯ったころ
翼のないリンドバーグ
今はもうない翼に語りかける
光あれ!
自覚しろ。そして、忘れろ
おかえり ただいま
はちみつ梅のチーズおにぎり
照らされる犬、未来
最新の灯りと慈しみ
光とともに
だから私が代わりに歩いた
これはきっと恋なんかじゃない。
何かが足りなくてここにくる
冥界の蝋燭
せいぜい人間を楽しんで
眠る星の詩
ポッケの中の太陽のかけら
希望の歌を
僕は目が見えないけどね、
道に迷ったことがないんだよ
守りたい灯り
昔一度だけ訪れた海を、また見たくなった
スポットライト
けれど、足先は欠けていて
ふたつの星と四つ葉のクローバー
私が大人になるよ
手のひらに輝く明かり
手のひらの明かり、その自分の寂しさ
アパートの部屋の灯り
明かりに向かって「ただいま」と
あかり
出会ってくれてありがとう
春を青に染める
世界中の青を集めて
灯火
誰かが帰りを待っている
はんたいの季節に
ここの風景に罪はないし
夕暮れの帰り道
晩御飯は何かな
目を閉じて
人それぞれで微妙に色が違うこと
黒豆の秘密
「夢屋」と記された提灯に
拝啓 創造主さま
その日を精一杯
赤と白、それからオレンジ。
私たちの足下を照らす
豊の明かり
お通夜は賑やかな親戚会のように
森から聴こえる
今日、好きな小説を捨てた
マッチはいかがですか
昔のように、みんなで消した
窓辺のアン
夜の波音を背に
オレンジの灯り
誰かに聞いて欲しくて
2人の灯り
ばあちゃん、今日のご飯は?
神々の押し問答
共存はできない。住み分けだよ
眠りながら光る
今より温かいものになるように
自分の明かりを
今は豆電球ほどの明かりだけど
moonlight
私なら大丈夫
虹色の世界
窓から見える海は青、空は青より藍
その街は眩し過ぎて
深く深く呼吸を
あかり屋さん
懐かしい昔話をひとしきり
新宿トワイライトストーリー
韓国に一緒に行こうなんて言われたら
幸せの光量
どうして今までこの灯が見えなかったのだろう
寝室の灯りを消したとき
耐えることなく泣いた
もがいた足跡を照らして
最後まで、あがくぞ
長い本
ただ夢中で本を読んで
灯りの配達。
みんなが大切に育てている世界
しんしんと降る
名前も知らない君に降る
海の電気屋さん
この雪は、あったかくなっても溶けない
きみがあかりを連れてくる
なんてことのないように
鬼の灯りがともるとき
命がある限り
NORAD Tracks Santa
メルヘンチックな仕事
おでんのつゆ20円 お気軽にどうぞ
あったまります。ありがとう
月になれないクラゲたち
いつか、月になって
灯祭
じゃあ今日から友達
弟に宛てた手紙
命をすり減らし、彼は作品を
革命製懐中電灯
89年製の懐中電灯に吸い込まれて
部屋に巣くうバケモノ共
木目の壁が嫌いだ
みどりのあかり
いいよ。帰るよ
砂防ダム
食われるが、希望でした
9才の勇者の顔は泥と涙で美しかった
歩いて歩いて
冬の空気は
感情に影を付けろ
目と指
小説を指で読む
闇夜に灯籠
死してなお、誰かを照らし
天使のおつかい
前に会った気がする
Day(s)break
役目を終えた流れ星
同じ名を持つ君へ
ドイツ製ランプを今でも大切に
人は何度も生まれ変わる
あの人は生まれ変わりましたか?
東西かけるさんの脳内改革
何故こんなものがと思う記憶さえ
元旦午前0時の出会い
澄んだ空気の中に燃え
咲太の一生
生きた証
一人一人と。
なんだよ、みんな一緒じゃないか
ともしび
日々、噛みしめながら
オレンジ色が目にしみる
大丈夫。なぜか急にそう思えた
せっかく帰ってきたのに
もう二度と猫は飼わないって決めたのに
おひかり様の燈
離れて暮らす家族でも、想い出す
前略 Z
自由な命は与へられてゐないこと
灯りに向けて進め
この人生を受け入れているだろうか
野良坊主と戌
努々、呑まれるな
姉妹
産んでくれて
おめぇの胸ん中にも、灯りになるような思い出があんだろうが
こんな暗いとこで、ひとりで座ってんじゃねえ
永遠の灯り
あなたが何色でも
東京タワーの赤色は
先に行くから
街灯の色
いま幸せかどうか
イブの夜に
消したいよ。でもね
アラブのおっちゃん
歳をとったらよくわかる
初夢とふいうち
黒は決してひとつの色ではない
雪
透明になりかけた
星のオムライス
あなたの作ったオムライス
にぶんのいちのように、灯っていた。
月夜のボタンをぽけっとからそっと
※編集の都合上、副題は省略しております
※1件ずつ手作業で記事と文を掲載したため、
何か不備がありましたらお教えください
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